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「小さな会社のためのブランディングの基本100」、1月は4記事を公開しました

昨年10月から自社サイトで配信を始めた「小さな会社のためのブランディングの基本100」。毎週月曜日に公開し、これまでで17記事です。100記事を13のカテゴリーに分類します。配信を始めた理由は下記に書いています。

1月の記事のカテゴリーは、「選ばれる理由」。サイトをご覧いただければと思いますが、下記にまとめました。小さな会社のブランディングのヒントになりますように、引き続き配信していきます。

選択権はお客さま側にある

お客さまから支持されなければ、企業は生き残れません。売上や利益は支持の結果です。支持されるには、支持の元となる「選ばれる理由」が必要です。

それは一朝一夕ではなく、時間をかけた仮説と検証の繰り返しから生まれます。 間違いのない事実は、「選択権」はお客さま側にあることです。

他社とは異なる「選ばれる利用」を打ち出さなければ、すぐに同質化してしまい、存在そのものが知られることはありません。

何でもできることよりも、得意分野や特徴が明確な方が認識されます。小さいから無理ではなく、自社の強みを活かすことで、支持される「選ばれる理由」が見つけ出せます。

時代の劇的な変化は、小さな会社や店にこそ、チャンスの扉を開きやすくさせています。

1月6日(月):選ばれる理由

「選ばれる理由」を深く掘り下げる

「小さくても光り輝くブランドに」に共通しているのは、「選ばれる理由」が、明確に絞り込まれていることです。自分たちに合わないもの、できないことは捨てて、「得意なこと、やりたいこと」に特化しています。つまり、「選ばれる理由」を絞り込んでいるのです。

最初から独自性を持っている企業はそう多くはありません。絞り込んだ「選ばれる理由」を、目指すべきお客さまの声に基づいて、深く掘り下げているのです。

その結果として、他にない独自性が生まれたのです。

独自性は、「あるもの」ではなく、「育てる」ものです。独自性を育ててくれるのは、お客さまの声です。もっともっと、ていねいに耳を傾けましょう。

1月13日(月):選ばれる理由

市場性のある選ばれる理由

「選ばれる理由」が明確であっても、それが差別化できるものでなければ、競争力は生まれません。同質化競争の泥沼にはまったままです。

差別化するには、尖らせることです。尖らせれば尖らせるほど、競争相手は少なくなります。もちろん、「市場性がある尖り」であるのはいうまでもありません

差別化とは「他社(者)とは違うことを明らかにすること」です。尖った部分が目指すべき顧客の価値のツボに、ぐさりと刺さったときに、熱烈なファンが生まれます。

言い換えれば、「選ばれる理由」の明確化とは、「選んでくれる相手を選ぶ」ことでもあります。誰にでも好かれようとする、八方美人的な選ばれる理由では、ブランド力は強くなりません。

1月20日(月):選ばれる理由

ファンは、「えこひいき」する

競合と圧倒的に差別化が図れる「選ばれる理由」を、支持してくれる人を絞り込みましょう。その人に満足していただき、「熱狂的なファン」になってもらうことです。ファンの数は、最初から量を求めずに、少なくていいのです

大事なのは、ファンになってくれた人を「えこひいきする」ことです。なぜならば、「えこひいき」することで、伝道師になってくれるからです。

「えこひいき」にアレルギーを持つ経営者が少なくありません。誰にでも平等が良いサービスという勘違いをしています。

1年に一度しか利用しない客と毎月一度は利用してくれる客のどちらが大事でしょうか。いうまでもありませんよね。平等にこだわっていると、ファンは黙って去っていきます。

1月27日(月):選ばれる理由




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