ネコ型サーキュレーターを乗せてみた
仕事をしていると足元が冷えるのです
仕事場の空調を上げても足元が寒いのです。たぶん、暖かい空気が上に溜まっているからだと思います。そこで空気をかき回すために、ネコ型サーキュレーター(紙でネコの耳付きをつけた)を棚の上に乗せてみました。
効果はいま一つですが、それを乗せながら大阪の町工場の経営者から教えていただいたことを思い出しました。それは「一日一善」です。「一善」は「1日に一つは誰かのためによいことをする」ことではありません。
1日に一つは何かしらの改善に取り組む
その方の一日一善は「一日一改善」、「1日に一つは改善する」ことを意味しています。「えっ?」とした顔をしていると、「大したことでなくていいんです」と例をあげて説明してくれました。
「溶接工程が終わったフレキシブルチューブは製品と一緒に製作指示書がファイルに入れられ台車に載せて次の工程の検査に送られます。その時溶接直後の製品はまだ熱が冷めていないのでファイルが溶ける危険があります」。
その改善として、ステンレス板の端材を溶接でつなぎ合わせてケースを作成し、台車の横に取り付けたのだといいます。実物を見せていただき、「なるほど」と納得しました。実際の画像は下記のブログをご覧ください。
微差・僅差の積み重ねは絶対差につながる
しかも、毎朝全員出席の朝礼で、毎日一人発表するのだそうです。そのことも同社の会長の高嶋博さんのブログに書かれていました。小さなことでも、毎日積み重ねればすごいことになります。
すごいといえば、高嶋会長は2006年(実際には2005年から)からブログを書いており、総投稿数は本日で5046回です。もう脱帽するしかありません。まさに「継続は力なり」です。
本当に尊敬している方で、2015年に弊社のブランディングセッションでご講演していただきました。「一日一改善」、「微差・僅差の積み重ねは絶対差につながる」・・あたらめて確認した週末金曜日です。
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