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『こうして店は潰れた』・・・著者の小林久さんにご講演をしていただきます。

「ブランディングクラブ」という「ブランドになることを目指す中小企業の経営者の経営者や地域の関係者の集まり」を主催しています。

業種や業態、規模や立地が異なる会員同士がブランディングの事例を公開し、切磋琢磨しながら学び合うことが活動の目的です。

活動の一つに奇数月に開催の「ブランディングセッション」があります。ゲストの講演とクロストークでブランディングを学ぶ3時間半は濃厚ですよ。

11月度のテーマは「倒産する理由」・・・経営者ならば考えないことはないと思います。僕も小さな会社の経営者だから正直言って人ごとではないね。

11月セッション

頼んだのはいいけど、お会いするのが少々不安でした

ゲストは2年前まで山梨県北斗市を中心に店舗展開をしていた「スーパーやまと」の運営会社の「株式会社やまと」の元代表取締役の小林久さんです。

僕も同じ山梨県生まれだから、スーパーやまとのことは知っていました。そのユニークな経営手法はメディアでも何度も取り上げられていたしね。

仕事を通じてローカールスーパーの厳しい環境もある程度は理解していました。でも倒産ってどういうことなのか、なぜ店や会社は潰れるのか・・・?

小林さんの著書の編集を担当された(株)商業界の笹井さんのご紹介で、講演をお願いすることを決め、先月甲府で小林さんとお会いしました。

どう接したらいいのか、少々不安だったのですが、小林さんは明るくて、正義感が強く、そして人情味の厚い方でした。何ともいえない味があります。

経営者ならば聞いておく価値のある講演です

お会いしたときに小林さんが語った言葉が「私の夢は自分と同じ思いをする人をひとりでも減らすことです」。著書にはこんな言葉も書かれています。

「経営者としては失格だった私が、この業界への“遺言”を記しておこうと決めました。私ができなかった地域への恩返しを誰かに、同じ過ちを繰り返さないように託したいと思ったのです」

「逆境や絶望からよみがえった体験談ならいざ知らず、挫折した人間の思いかもしれません。だた、そこにはいくばくかの真実もあるはずです」

経営者ならば聞いておく価値のある講演だと思いますし、クロストークでは講演をみなさんといっしょに掘り下げ理解を深めていきたいと思います。

とはいえ、先ほども書きましたが、小林さんは明るいお人柄だし、会員は変態(クラブでは褒め言葉です)ばかりですので、めちゃ楽しい集まりです。

クラブ会員以外でも参加可能(ただし参加料が7,000円なんです)ですので、おもしろそうと思った方はぜひご予定くださいね。



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