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正岡子規さんも驚くだろうなあ、立葵の早すぎる開花
『のびきって 夏至に逢ふたる 葵(あおい)かな』、これは正岡子規の句です。ここでいう葵とはおそらく「立葵(たちあおい)」のことだと思います。今年の夏至はというと、6月21日なんですね。
このところ運動不足で体重が2キロほど増えました。これって膝に良くないんです。まあ、歩くことかなと思い、今日は湯島から仕事場まで30分ほど歩きました。朝は曇っていたのですが、次第に晴れてきて暑いくらいです。
地下鉄湯島駅を出て交差点を渡ると、不忍池のほとりに出ます。不忍池は蓮の名所で知られていますが、開花は6月下旬、見頃は7月中旬ごろかな。これがなかなか見事なんです。浮桟橋の蓮見デッキもあるくらいです。
不忍池の周りの遊歩道を歩いていると、立葵が咲き始めているのに気づきました。梅雨入りとともに開花し、てっぺんまで咲くと梅雨が明けるといわれますが、梅雨はまだまだ先です。それとも葵の種類が違うのかな。
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梅雨のどんよりとした時期に、華やかな姿を見ると明るい気持ちになる立葵、今年はいつごろまで咲くのだろう。早すぎる開花に正岡子規さんも驚いていると思うなあ。