印象に残ったゲーム・2024年4Q版
皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは♪
今年の目標である大会を目指し、少しずつカタンやラミィキューブのプレイを積み重ねている18toyaこと冬夜です^^
さて、2024年は印象に残ったゲームさんたちを四半期ごとに分けてご紹介してきましたが、いよいよラストの第4四半期の記事をお届けします!
第1四半期〜第3四半期の記事はこちらからどうぞ☺️
第1四半期
第2四半期
第3四半期
さて、今回の対象時期である第4四半期なのですが、昨年の年間目標である「年間50本レビュー&note記事」をクリアするためにヒーヒー言ってた時期でした!🤣
そのため、第3四半期ほどのゲーム量は遊べておらず、かつ遊べたゲームも軽めのものが多かったのですが、それでも心にインパクトを残してくれた作品さん達がしっかりと居ました!
では、第4四半期のインパクトさんご紹介、行ってみましょ〜!!😆
ファイブタワーズ
小箱の競り&タブロービルド。
場に5枚のカードが並び、何枚引き取って良いか、上げ競りを行なっていきます。最初のプレイヤーが引き取り枚数を2枚と宣言したら、次のプレイヤーは3枚以上引き取る宣言をするか、またはパス。これを1人以外がパスするまで行なって、最大の引き取り枚数を宣言したプレイヤーが場のカードから宣言枚数分カードを選択し、引き取って自分の場に塔のごとくカードを積み重ねていきます。
一度建て始めた塔は数字を降順に並べなければならないため、1〜15まである塔のパーツはなるべく大きな数字をもらって待ち受けを広くしたい。
だけど、大きい数字以外は不要、と引き取り枚数を少なく言うと他の人がリスクを背負ってもっと多い枚数を宣言した場合、カードを掻っ攫われるかもしれない。
とはいえ、降順に置かなければならないという制限によって引き取ったカードが置けない場合は、置けないカードがマイナス点となってしまい、置けないカードが増えれば増えるほどマイナス点がガンガン上がっていく仕組みが抑止力になっており「置けないけど取っちゃおう」と安易に取ることはできません。ただし戦略的に人に取られるよりはマイナス点を覚悟してでも取るという場合はあり得ます。
塔の一番上に0を置ければ塔の点数が倍になりますが、その塔は「完成したもの」とみなされ、以降一切触れることはできなくなります。
さぁ、もっとも高得点を取れるのは誰だ!? というゲーム。
競りが引き取り枚数なので直感的に分かりやすく遊びやすいカジュアルなゲームですが戦略性があって良い小箱!ここ2、3年良作小箱がたくさん出ていて、本作もまさしくこうした流れの中の一作と思ってます♪
もう少し詳細なレビューをボドゲーマさんに投稿しているので、気になった方は↓のリンクからご覧いただければと思います☺️
That‘s not a hat
信じられないほど覚えていられない記憶ゲーム!
ルールはシンプルで、みんなの手元に見えている表向きのプレゼントカードを人にプレゼントする時は裏返し、その裏面の指示に従って左隣か右隣に渡します。その時は「素敵な〇〇をどうぞ」と言って渡さなければなりません。
プレゼントを受け取る側のプレイヤーは、その宣言と中身が合っていると思えば受け取り、間違っていると思ったら「違います!」と指摘する。
宣言をせず受け取った場合は、受け取った方と違うカードを裏向きで他のプレイヤーに渡さなければならず、当然、「素敵な〇〇をどうぞ」と言います。
これによって場は裏向きカードばかりになり、人から人へと渡っていくうちに、本当にどれがどれだかさっぱり分からなくなります。
それはもう見事なほどに分からなくなるんですよ^^;
得失点は「違います」と宣言した際に発生します。渡されたカードを表にして確認し、「違います宣言」の通り中身が違ったらそのカードを渡そうとした人のマイナス点。言った通りの中身だったらミスって宣言した人のマイナス点になります。
こうして、誰かがマイナス3点になったらゲーム終了です。
この説明を読んで「たったそれだけ?忘れるわけないじゃん!」と思った方。
ぜひ一度、ご自身で確かめて見てください🤣
なお、もう少し詳細な紹介をnote記事で投稿しているので、更にもう少し中身を詳しく知りたい方は↓からご一読いただけると幸いです^^
ディクシット・ディズニーエディション
ディクシットは2010年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。
幅広い人が遊べる、紛れもない名作です☺️
ディクシットを知らない方のために簡単に説明すると、本作では親プレイヤーが手札からカードを1枚選び、そのカードからイメージできる単語を全員に伝えます。子プレイヤーは全員、親が言った単語に合いそうなカードを手札から1枚選んで親に渡します。親は自分が選んだカードと子から渡されたカードを混ぜてシャッフルし、全員に向けてオープン。子は親が選んだカードはどれかを当てるというもの。
このゲームの醍醐味は、親は「子プレイヤー全員が親の選んだカードを当てても0点、外しても0点」という点。つまり、親は程よく子プレイヤーに当ててもらいつつ適度に外す人も出て欲しい。
一方で、子の側から見ると全員が当てても外しても子プレイヤーは全員2点貰えるので悪くはないけど、他の子プレイヤーが誰か外した場合、当てられた人は3点貰える上に、もし自分が出したカードを「親が選んだカード」と勘違いさせて指定してもらえたら、指定してくれた人ごとに1点が貰えます。つまり、子は自分だけ親のカードを当てつつ、他の子プレイヤーには自分が出したカードを指定してもらいたくなる訳です。
この得点システムによって、子はなるべく誤解してもらえそうな、親が出した単語に当てはまりそうなカードを一生懸命考え、親に渡す。結果として子の努力が迷彩となり、どれが親の選択したカードか分かりづらくなる。
この仕組みは非常に巧みですね!
本作はこの名作ディクシットのディズニーバージョン。
カードのイラストは当然ディズニーですが、どれが親の回答かを答えるための「投票ダイヤル」や得点を表すための木ゴマが全部ディズニー。
もうね、絵面がエモ!
内容も、比較的広い層が遊べるディクシットというゲームと、広い層に親しまれているディズニーフレーバーはかなりマッチしていると思います^^
ディズニー好きな人と遊ぶなら、本作はかなりお勧めできます☺️
クイズいいセン行きまShow!
親が引いたカードに書かれている4つの質問のうち1つを選んで皆に問いを投げかけます。基本的にこれらの質問は答えが数字になる種類のもの。
全員が回答を書いたら一斉にオープンし、回答を数字の大小で順番に並べ、真ん中の答えを書いた人が得点、最小の回答の人と最大の回答の人はマイナス点、というシンプルなゲームです。
本作のポイントは、得点を得られる方法が「正解を当てること」ではなく「真ん中に入ること」な点。知識差とかは気にせず万人が遊べる上手い作りですね^^
完全なパーティゲームですが、人数多めならどんな場でも使えそうな心強さがある作品です♪
サグラダ:ライフ
透き通るダイスが描き出す盤面のエモさがよく話題になるサグラダですが、実はダイスの設置条件が地味に厳しいゲーム。ゲーマーズゲームとまではいきませんが実は隠れたガチゲーム。
高得点を狙える並べ方を目指すのですが、同色、同数のダイスは隣接して置けないという制限がなかなかに厳しく、本気で挑んでも簡単ではありません。
「並んでいるダイスの中から1個を選んで設置」を20回行えばゲームは終わりなのでプレイ時間的には軽中量級と言った感じですが、「これ置ける?置けないでしょ。だから残してあげるね😎」といういやらしいプレイが強力な点でタイルドラフトの名作・アズールに通じるところがあるかも。
ちなみにライフを導入すると選択肢が少し増えて、元々の相当カツカツなダイス選択に、少しだけ余裕が生まれます♪ 私はこれぐらいが好きかな^^
Revolve!(リヴォルヴ)
スカウトとよく似た、上下の数字が異なるカードを使っているけど中身はかなり違うゴーアウト。
各プレイヤーは自分のカードを出す場を持っており、同じ数字のカードであれば何枚でも同時に出せるけど、既に他の人が出しているのと同じ枚数で出すなら、より強い数字で出さないとならない。または、他の人の場のカードに同じ数字カードを付札することもできる。どれもできない場合は他の人の場のカードを引き取らないとならないが、この時上下を逆さまにして手札に入れます。
また、他の人が自分と同じ枚数で強い数字を出した場合は自分が出したカードを逆さまにして手札に引き取らないとなりません。
他の人に同じ枚数で大きな数字を出されることなく自分の手番まで戻ってきたら、ようやく確定で手札が減らせたということ。
こうして手札を出したり戻されたり、行きつ戻りつしながらカードを減らしていく本作は独特で新感覚なプレイ感!
非常にユニークで楽しく遊べます☺️
初プレイ時の衝撃から速報レビューをボドゲーマさんに投稿しましたので、気になる方は↓のリンクからご覧いただければと思います☺️
🥉トリオ
ここからは、全てボドゲーマさんにレビュー有りの作品となります!
本作は持ち運びが楽だけど軽く遊べて、ふんわりと心理戦も楽しめる小箱良作。
日本国内で流通している「ナナカードゲーム」の海外版の逆輸入。ナナカードゲームの3種の勝ち筋「3組のトリオを揃える」「足し引きして7になる2種のトリオを取る」「7のトリオを取る」のルールをバラして再構築し、ノーマルモードとスパイシーモードに分けたデベロップによりプレイ感が意外と変わっていると感じました。
トリオはカードも大きめでオシャレだし大人の雰囲気も漂っています。ナナカードゲームは可愛い感じなので、一緒に遊ぶお相手によってトリオとナナのどちらで遊ぶか、使い分けられそうなのが◎!
🥉ザハブ
元々同人作品だったものがアソビションさんから商業作品として発売された作品。基本はロンデルを一歩ずつ前に進み、そのマスの効果を発動していくのですが、カードや金を使うことで2歩3歩と通常より多く移動することもできます。
3つのパラメーターのうち2つを10点にするか、または3つを6点以上にすると終了フラグが立ちますが、勝者は最も勝利点を取っているプレイヤーなので終了フラグを踏むのが良いかどうかは他プレイヤーの動向を見てよく考える必要があります。
ユーロゲームのようにスタイリッシュですが非常に遊びやすく、宝石の煌きがあまり得意ではない私でも楽しく遊べました!後半の加速感が癖になる良作♪
🥈ズーロレット
2007年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。王と枢機卿やパトリツィア、コロレットなどでお馴染みシャハトさんの作品です。
私はコロレット好きなので今まで何で未プレイなの?ってくらいの作品でした!もっと早く遊べば良かった!でも20年近く前の作品ですが今でも面白いことが分かりましたので今後は遊んでいきますよ〜♪
やはり何と言ってもコロレット直伝の「今のセットでは満足できないので山から引くか、妥協して取るか」の究極の2択が面白い!まだ山からタイルを引きたいけどそこそこのセットを取っておかないと結局一番最悪のセットを取らざるを得なくなりそうなのがドキドキ!この駆け引きが本作の醍醐味です☺️
更に本作ではお金アクションも追加されており、連発はできないものの山引きかセットを取る以外の選択で一回「見」に回れるのも良い調整!
古いとはいえ、ドイツ年間ゲーム大賞受賞は伊達ではありませんでした♪
🥇スピリットアイランド:枝と鉤爪
第4四半期の1番はこちらですね!
ソロの評価が高いスピリットアイランドの第1拡張。
実を言うと、私はこの拡張でスピリットアイランド本体の評価もグイッと上がりました!ボドゲーマさんのレビューでも書いたんですが、この拡張から精霊島で色々な生き物がグッと躍動し始めたと思ってます。
私と同じように、スピリットアイランド本体だけだと面白いゲームというのは頭では理解しつつ何かが足りないように感じてしまった人は、この拡張が回答になるのでは…と思っています。
もし「いつか自分の中で評価が爆上がりするかも」と思ってスピリットアイランドを棚でこっそり眠らせてる方は、ぜひレビューの方も読んでいただければと思います☺️
以上です!第4四半期はレビューやnote記事に追いまくられてた印象があったのですが、遊んだゲームを見るとしっかり楽しいゲーム遊べてたな!と自分でも意外でした 笑 この記事を読んでいただいた方に、何がしか刺さるものがあれば何よりです^^
最後まで本記事をお読みいただきありがとうございました!
次回の記事でまたお会いしましょう♪