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2/22ボードゲーム会♪(前編)

皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは!18toyaこと冬夜です♪
先日、久しぶりに一日ガッツリとボードゲームを遊べたので、本記事ではボドゲ会で遊んだ各作品について、印象を語りたいと思います^^

ちなみに、🔰マークが付いたタイトルは初プレイだったものです♪


① e-ミッション🔰

◆どんなゲーム?

朝イチからボドゲカフェに突撃し、初戦は本作。
2024年ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門の受賞作です!
作者は協力ゲームの金字塔・パンデミックの作者であるマット=リーコック氏。

内容としては、環境破壊による世界の破滅を食い止めるためにプレイヤーは全員協力し環境負荷を減らして持続可能性を高める完全協力ゲーム

お題からするとちょっと教育的な感じ?と思われそうですが、実際に遊んでみるとしっかり「楽しめるゲーム」でした☺️

考えてみれば作者のリーコック氏が作った名作・パンデミックも、世界を救う話でしたもんね。そういう意味では同じ路線とも言えるかも。


◆ざっくり内容

プレイヤーはアメリカ、中国、ヨーロッパ、多数派世界の4勢力のうちどれかを担当し、炭素の排出量を下げて環境負荷を減らし、森林や海が吸収できる範囲に炭素を抑えようぜ!ということが目的となります。

そのためには、発電を炭素排出系からクリーンエネルギーに変換したり、工場や自動車や家畜が出す炭素を減らそうとするのですが、問題は各勢力ごとに普通の生活を営むための必要な電気量というものがあって、単純に炭素排出系発電を減らしただけでは必要な電気を生み出すことができなくなってしまう。そうするとエネルギー不足に対して地域社会が不安になっちゃう。

この社会不安が溜まっていって、どこか一勢力でも社会が破綻する事になったら全員の敗北。
気温上昇が一定の範囲を越えても敗北。
決められたラウンド内にクリアできなくても敗北。
おまけに毎ラウンド「危機カード」によるロクでもないイベントも起きる。

まぁ、てんやわんやな訳で 笑

こうした数々の敗北条件をかわしつつ、勝利条件である「ドローダウン(各勢力が出す炭素より、自然が炭素を吸収する力の方が大きい状態)」を達成しつつ危機フェイズを無事乗り越えられたら、その時こそプレイヤー達の勝利です!


◆各自が自分の盤面で頑張りつつ協力する新感覚

本作は共通目標を目指して、全員が勝利する(環境破壊を食い止める)か敗北するかの完全協力ゲームなのですが、各ラウンドでやることは各自が自分の手札を使って自勢力の炭素排出を改善していくという、一見ソロ風にも見えるプレイ風景。

なのに、お互いの盤面を見ながら「こうした方がいいんじゃない?」「送電線のタグが付いたカード、誰か私に渡せる人いる?」「回復力トークン欲しい人おる?」などなど、他の人の盤面も意識したプレイも必要となり、「ソロなのにソロじゃない協力ゲーム」というプレイ感が新鮮でした!

各自の事情もあるので奉行問題もあまり発生しないし、ゲームのメインとなる地域フェイズはカードの効果を使用するか、手札を盤面のカードに表or裏に重ねるかという、一度把握してしまえばシンプルな流れです。

カード周りは情報も多く、ある程度ボードゲームやカードゲームへの慣れが必要なので、パンデミックよりもプレイ難度はやや高めですが、重ゲーというほどではありません。慣れてしまえば結構サクサク遊べそうです♪

更に「チャレンジカード」の追加や、2〜3人プレイの際は使用する勢力を変える事などでプレイ難度の調整ができる点もGood!👍

そんな訳で、この日は4人でe-ミッションをプレイし、4ラウンドで見事ドローダウン!濃密な満足度の高いプレイが楽しめました☺️


◆初回プレイは3人以上がオススメ

最後に本作を遊ぶ時のプレイ人数についてです。本作は人数によって使用する勢力に推奨があります。3人以上で遊ぶ場合、「多数派世界」という勢力が混じってくるのですが、個人的な感覚として多数派世界が入ってる方が面白いと思います。

というのも多数派世界は炭素排出量がもともと多いのに、更にエネルギー需要も毎ラウンドがんがん上がっていくという、ある意味「足引っ張り勢力」笑
しかし厳しい状況の勢力がいるからこそ、他人の盤面も気にする必要が生まれ、結果として協力プレイの醍醐味を感じやすいんじゃないか、と思います。

ちなみに2人プレイでも推奨ではありませんが多数派世界を使うことはできます。ただ、プレイ難度は結構上がると思うので、特に初回プレイ時にはあまりお勧めはできません💦

以上から、あくまで私の個人的意見ですが本作を楽しく遊ぶために、特に初回は3人以上でのプレイをお勧めしたいと思います^^



② キャンプ場の殺人鬼🔰

という訳でe-ミッションを無事終了!そしてタイミング良く午前は用事があったメンバーもちょうど合流して、メンバー5人が勢揃い。

時間も程よく食事時だったため、ボドゲカフェ近所のスープカレー店でお昼をいただきました。めちゃ美味しかった!(ちなみに写真は撮り忘れ😅)

お腹もいっぱいになって人心地ついたところで、午後一発目のお題はマダミス「キャンプ場の殺人鬼」からスタートです。

プレイ時間は読み込み時間と感想戦も含め1時間半くらい。
食後いきなりのゲームだったので密かに眠気を心配していたのですが、ゲームが始まるや否や、それどころではない状況に。詳しい内容はネタバレ防止の観点から説明できませんが、あっという間の1時間半でした!

システムはゲームマスター不要のタイプ。人数は4〜5人で遊べる設定ですが、できれば5人集まるのがベストかなと思います。

プレイしたマダミスが5本前後と、経験が浅い人間の感想にはなってしまうのですが、超面白かったです!ネタバレを話せないのが残念!🤣

ちなみに、私の担当は鵜飼麻美でした^^



③ パラシュートパニック🔰

マダミスで濃厚な時間を過ごしたので、軽めのゲームを間に挟もうと「パラシュートパニック」をプレイ。

◆どんなゲーム?

各自、手札を6枚持ってスタート(人数によって初期手札枚数は変わります)。手札のカードをプレイしたり、山札からカードを引いたりしてゲームが進んでいきます。カードをプレイする際は各プレイヤーのカードプレイ場所にカードを重ねて置いていきます。自分のプレイ場にカードを置くだけでなく、人のプレイ場にカードを置くこともできます。通常はメリットがないのでそんな事はしませんが、後述するカードは他の人の場に出したいものもあるのです。

基本的にしたい事は、「100」「200」等の数字が書かれている距離カードを、自分のカードプレイ場になるべく多くプレイして落下距離を伸ばしたい。この数字の合計が一番大きい人がゲームの勝者になるからです。
ただし、誰かが山札からR.I.P.(Rest in peace:安らかに眠れ)を引いてしまったら、その時点でゲームは即終了し、パラシュートを開いてないプレイヤーは即座に脱落してしまいます。

そのため、R.I.P.が出る前にはパラシュートを開いておきたい。ただしパラシュートを開いた後はカードプレイ等はいっさい出来なくなるので、距離を十分に伸ばしたな、と思えるまでパラシュートは開きたくない。ここが本作の考えどころ。

R.I.P.は山札の下から10枚の中にシャッフルして混ざっているので、残り何枚目で出るかは正確には分からない。おまけにR.I.P.の近くにはたっぷり距離を伸ばせる「500」カードも眠っているので欲望も刺激される。

かくして、地面に衝突する直前までカードは引き続けたいし500も引きたいけど、これ以上捲っても良いの?そろそろパラシュート開くべきじゃない?と降りどきを見極めるチキンレースが開演します!!


◆パーティーゲーム感のあるカードたち

更にこうしたチキンレースを盛り上げるカードとして
・カチカチ(自分や他人のパラシュートを着脱する)
・突風(各自がプレイしたカード山の一番上のカードを矢印方向にずらす)
・リスク(山から2枚引いたり、他の人の手札から2枚カードを奪う)
等の妨害カードがあります。

特にカチカチはR.I.P.が出る前にパラシュートを開いていたとしても、最後の距離確認の時点で脱落を招くかもしれない恐ろしいカード!
というのも、自分のカードプレイ場にカチカチが偶数枚あれば「パラシュートを外してまた付けた」と言う事になりますが、奇数枚だとパラシュートを外してる判定になるのです。つまり、無事着陸できてないんですよ。したがって脱落!💦

しかもプレイカードは重ねて置く決まりで、自分でも終了時まで中身を確認することができないため奇数か偶数かは覚えておかないとならないのですが、他の人にカチカチを自分の場にプレイされたり、突風でカチカチが不意に来たり他所に行ったりするためだんだんよく分からなくなってきます!🤣


実際、今回のボドゲ会でも奇数偶数を勘違いして、せっかくR.I.P.前にパラシュートを開いたのにカチカチが奇数であえなく脱落した人も居ました 笑
でも、場は嫌な感じにはならず「あーやっちゃった!」って感じで和やかに終わりました。こういう軽いプレイ感も本作の良いところ。

人数が10人まで対応できる点も優秀です!
隙間時間に遊ぶのにちょうど良いゲームでした!気分転換にも良いですね♪
箱も小さいので常備しておくと便利そうです^^


最後になりましたが、本作を楽しむコツとして「恨みっこなしで互いに妨害し合った方が楽しいゲーム性」なので、インスト時にその事を説明しておいた方が良いかなと思います!仲良く喧嘩して本作をエンジョイしましょう☺️


と、ここまで2/22に遊んだ3作品についてインプレッションを書いてきましたが、思った以上に文字数が伸びてしまったので、本記事は一旦ここで区切らせていただきます🙇‍♂️ 今回の続きは次回記事で!

最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました☺️🙏
次の投稿でまたお会いしましょう♪

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