俳句 朝勤や
朝勤や帰途にかがやく夏の雲
分けて書くと
朝勤や
帰途にかがやく
夏の雲
朝勤って?
朝勤(あさきん)とは、夜勤と日勤の間に入る勤務時間のことです。
居酒屋、コンビニなどを思い浮かべてみてください。
※お店によって呼び方が違うかもしれません。
季語は?
夏の雲は、三夏(さんか)の季語。
初夏(5月)~晩夏(7月)に使うことができます。子季語に、夏雲があります。8月は俳句では初秋です。
場面
午前6時からバイト先で勤務して、明るい時間にあがり、帰り道でのこと。
まるで夏休みのような、もうすっかり夏の青空で、入道雲がまぶしく、暑くもすがすがしい帰途でした。
私は暑がりなので、皆も暑いのかどうか分かりませんが、美しい青空と雲でした。
習慣にしていること
出勤時には無理ですが、帰途で、外出で、なるべく「季語を感じながら」もしくは、きょろきょろと「季語を探しながら」歩くことを心掛けています。それで歩数が少し増えることもあり、一石二鳥です。
この俳句は帰宅後、昼食を終えてすぐに詠んだ句です。それからコーヒーを飲み干し、noto.の記事をいくつか閲覧してから、この記事を書きました。
幼い頃から、夢中で絵を描いていました。そして、学生時代に色彩学が得意になって色を意図的に使うようになり、ネット上で川柳に夢中になって、俳句も、短歌も、都々逸もと手を出した私です。
考えてみると、どれをしていても、「季語の世界」というものが必ず活きてくるということに気付きます。これからも大切に、この習慣を続けることを決意しました!
詠んだ日
2024年6月4日
36句目
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