【ちょっと図解】設計費を考える
どんな仕事でもそうですがお金は付き物。
ビジネスが成立したその瞬間からお金(人件費や労務費)が発生します。
それはデザイナーにも言える事です。
案件をもらったその瞬間、デザイナーには設計費というものが発生します。
けどこの設計費、
めっちゃ曖昧なお金なんですよね。
フリーランスでデザイナーをされている方はこの設計費の設定で悩むことも多いかと思います。
僕も細々とフリーランスで活動していますが、いつも設計費に悩まされています。
今回はそんな設計費について考えていきたいと思います。
設計費の内訳
そもそもデザイナーがお金をもらう仕組みについてですが、実際どういう塩梅でお金もらっているのでしょうか。
設計費はデザイナーや作る(デザインする)モノによって変わってきます。
多くの方はそのデザインを完成させるまでに必要な時間や自分の持つ技術費などで計算することが多いと思います。
設計費の考え方に正解はないと思いますが、僕は設計費を技術費、勉強費、資材費の3つに分けて考えています。
・技術費
ソフトやデザインのスキルがお金に変わるポイント。利益として出るのはこの部分です。
・勉強費
学費や本などスキルを勉強するにあたり必要になった費用から算出します。
・資材費
ソフト代や紙代など制作に必要な資材の費用です。
この中で最も重要な部分が技術費になります。
上にも書いた通りここがデザイナーにとっての利益になるところであり、売りのポイントなのです。
ここの費用は自分で好きに設定できますが、スキルがないのに高く付けても仕事はこないし、スキルがあるのに安く見積もると、安売りになってしまいます。
ここは相場を見ながら決めていったり、他のデザイナーの制作物と設計費を見て、判断するのが良いかもしれません。
設計費はそのデザインにかかる時間によってキャパが変わることもあります。
時間がかかるものは高く、すぐできるものは安くなります。
因みにですが、様々なデザインの相場を調べてみました。
・webデザイン 10万〜100万
・アプリデザイン 50万〜100万
・店舗のデザイン(施工費抜き) 100万〜200万
・ロゴデザイン 5万〜1000万以上
どれもかける時間によって差がうまれたりするので、一概にこの値段!と言い切れないのも事実です。
設計費を考える
設計費ってノンデザイナーの方から見れば、
なんでそんなに高いの?とかそんな費用要らなくない?
と思われてる方もいらっしゃると思います。
しかし設計費には時間をかけて磨き上げた技術とその制作物を作るための時間があるということを理解して頂きたいです。
今まで曖昧に設計費を組まれていたデザイナーの方、これを機に設計費について改めて考えてみては如何でしょうか。