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ギーを作ってみた。そして調べた
ギーを作ってみた
バターを鍋に入れ、弱火で20分ほど煮詰めて、鍋底が透明になったら粗熱を取ってキッチンペーパーで濾して出来上がり。
時間はかかりますが、簡単です。
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腐敗しにくい・常温で保存可能
ギーは腐敗の要因となる水分や不純物がほとんど含まれていないので、
微生物の繁殖を防ぐことができ、常温で保存できる
成分は以下
出典: USDA National Nutrient Database
1 tbsp (13.6 g)あたり
エネルギー: 112 kcal
総脂質: 12.7 g
飽和脂肪酸: 7.9 g
一価不飽和脂肪酸: 3.7 g
多価不飽和脂肪酸: 0.5 g
トランス脂肪酸: 0 g
コレステロール: 33 mg
ナトリウム: 0 mg
総炭水化物: 0 g
糖: 0 g
タンパク質: 0 g
上記以外にも、ビタミンA、D、Eなどの脂溶性ビタミンが豊富に含まれている
n-3系脂肪酸を含むと言われることがある
これは、n-3系脂肪酸を含む牛乳を原料とした場合のみ。
牛乳に含まれるn-3系脂肪酸は、牧草の種類や季節、飼育方法などによって異なる。
一般的に、ギーに含まれるn-3系脂肪酸は少ない。
n-3系脂肪酸は、通常、魚や海藻などの海産物や、
亜麻仁油やチアシードなどの植物性食品に多く含まれている
ギーの具体的な健康効果
ギーは飽和脂肪酸として中鎖脂肪酸(MCT)を含む
脂肪酸はエネルギー源として使用され、細胞膜の構成要素となる
飽和脂肪酸は常温で固体で、酸化しにくい。
ギーに含まれる飽和脂肪酸のうち、MTCの主成分は飽和脂肪酸であるカプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)
MCTは体内での代謝が速く、身体に脂肪として蓄積されることが少ないとされている
消化や吸収が速く、血糖値の上昇を抑制する
腸内細菌が利用しやすいエネルギー源なので、腸内細菌の増殖を促進する
これによって、腸内細菌叢が正常に保たれ
有害な菌が繁殖するのを防ぎ、抗菌作用を発揮することができる
また一部の有害な細菌や真菌に対して、カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)が増殖を抑制する働きをする