輪読会から学んだこと①

はじめに


輪読会とは聞きなれない言葉かもしれないので以下の定義を記す。


定義
人々が集まって、同じ教科書などの本を読み、その内容について意見を交わすことを意味する語。事前に決められた担当者が、本の内容を訳したりまとめたりしてから、他の参加者が理解できるように発表する形式がとられることも多い。



参加してから振り返ってみると必要となる力が3つあったことに気づいた。
それは、(A                  )・(B                   )・(C                  )を検査する方法だったと。
今回は(A                  )に焦点を当てて自分なりにまとめ、習慣になっていることを履歴として残してみたい。
(A                  )を構成する力は3つあると考える。

① 「情報を探し出すこと」


輪読会は定義にある通り、同じ教科書や本文を読み内容について意見を交わすこと。それは教科書や本の内容を理解しなければならない。
教科書や本文は全て「言葉」と「文章」で作られている。
仕事柄、学習指指導要領を読むことがあり、これまでは「なんて難しい文章を書いているんだ。」と思っていた。
しかし、書かれている目標を整理し、必要な情報を取り出してみると、国が子供たちにどんな資質・能力を身につけて欲しいと願っているのかがわかっる。

② 「語彙力」


これまで、言葉への関心は高い方ではなく、むしろ低かった。
そのため、漠然と理解している状態だった。
しかし、書かれた文章を理解したり、相手に自分の気持ちや考えを適切に伝えるためには、さまざまな言葉や表現を正しく知っておかなければならない。
ここでは混同されやすい言葉を自戒の念も込めて残しておく。
「目的」と「目標」
「戦略」と「戦術」
「主体的」と「自律的」
「能動的」と「受動的」
言葉や表現を正しく理解していないと、書き手の意図とは全く別物になったり、解釈のずれにもつながって、大惨事にも繋がりかねない。

③ 想像力


文字で書いてある内容を頭の中にイメージできる力であり、小説や物語などであれば、頭の中にその場面を思い描くことである。
読んでいる本が抽象的な内容であったり、複雑な概念であれば、具体的なイメージや実際の場面を頭の中でイメージする必要がある。
そして、書き手が「何」を伝えたいか、背景にある意味や感情を想像する必要がある。

これらを土台として3つのことを習慣化している。
3色ペンを使い分けて
・面白い・大事だと思う・定義のように分けて線を引く
語彙力を高めるために、辞書で定義を調べること
音読して理解を深めること

まとめ


(A                  )とは読解力である。
読解力とは、文章を読んでその内容を理解し、解釈する力と一般的には理解されている。
しかし、そこにもう少し自分なりに付け加えてみた。なぜなら、鍛えていただいたおかげで読解力とは書かれた文章(メッセージや手紙、レポート、説明書、記事、レシピ)だけでなく、人の気持ちやその場の雰囲気なども読み解くものと多岐にわたって活用することを学び、日常生活に活かしている。

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