隣に住んでる暴れん坊将軍が(本当に短編、読まんでいい)
隣に住んでる暴れん坊将軍がうちに訪ねてきた
「どうしても暴れたいのでお邪魔していいですか」
「いやですよ、やめてください」
将軍が今にも暴れて家先で爆発しそうなのでひとまず仕方なく中へ。(庭には大事に育てているサボテンがいて、最近やっと私に並ぶほど大きくなってきた)
お客なので体だけでもと、コーヒーをだすが、今にも暴れだしそうな将軍。口に運ぶ腕を震わし、かたかたとコーヒーを揺らす。
「震えすぎて指にコーヒーかかってますよ」
「なんのなんの。拙者暴れん坊将軍」
といいつつ、熱そうにしているので保冷剤をあげる。
全身はわなわなと震えているし、コーヒーカップはかたかたと揺れているし、
今にも爆発しそうな将軍に保冷剤じゃ間に合わないのだけど。
なにかしてあげないと、今にも爆発しそうなので。