前もって準備していた人が早く動ける
最近になって主に東南アジアを含む海外の国境が少しずつ開きている状態になっています。例えば4月からはマレーシア政府は海外からの2回目のワクチン接種者を対象に隔離なしでマレーシアに渡航できるようになります。
また私は現在シンガポールに住んでいるのですが、シンガポールから日本に行く場合は3回目のブースタ接種を受けている方であれば隔離期間が3日となっています。
私自身シンガポールに来星してから2年ほどが経過していましたが、まだ国内からは一歩も出られていない状態でした。ただし昨年末あたりから巷の日本人の会話の中に海外や日本に帰国したというトピックが少しずつ増えていることに気がつきました。例えば最近フランスにヒッチハイクにいった方が、EU内の国々ではすでに行き来が戻り始めていることやフランスではレンタカー(小型トラック)でヒッチハイクに行くことが流行っていると言っておりました。
そこで薄々もう少しで海外にも渡航ができるのではと感じて、具体的にどこに行くかのプランを立て始めました。具体的には東南アジアの様々な国に行ってそこでのマーケット(ビジネスチャンスや不動産)を見てみたいと思います。
実際に2月末には日本政府がシンガポールから帰国する日本人や日本のビザ取得者への隔離期間の短縮を発表したり、マレーシアへ政府がの国外の渡航者に対して隔離の撤廃が発表されました。ただしこれらは何か正確な予測ではなく、あくまでたまたま直感が当たっていたことに過ぎません。。
ここで感じ取ったことは事前に準備(シュミレーション)をしていた人はこういった発表に対して早く行動ができるということです。私の場合は今後マレーシアで不動産を購入したいというプランがあったので、事前にいくつかの購入物件をリサーチしていました。そのためこういった発表があった場合に、すぐにいつ頃具体的に訪れるかなどの日程を立てることができました。
改めてコロナ禍であっても日々できることやこれからのプランを立てることは重要だと悟りました。私自身コロナ禍の当初はなかなか仕事や私生活にもやる気が感じられず、思考停止状態になり退屈な日々を過ごしていました。これらはなかなか海外に行くこともできず人との接触も制限されていたため、あらゆる制限をコロナウイルスを言い訳にしていた傾向があったかと内省しています。ただしウイルスが蔓延している状態であれば、今はその国の政府がこのような規制をかけるのは当たり前のことだと理解しています。
むしろそういった制限が解除され始めた時こそそれまでの経済的な面やその他の準備をしていた人とそうでない人との行動力に差が出るのではと思います。
もちろん今後コロナウイルスが落ち着いたからといって海外にいって何かをすることがベストとは言い切れないですし、個々のやり方があるためあくまで一例であることは予めご了承ください。ただし何かしらのイレギュラーな事態が発生したからといって思考停止状態に陥らず、できることを探そうとする姿勢自体は大事ということは今回学ぶことができました。