人生の③ 拒食症と私 骨への憧れ

痩せ続けると体もずっとだるくてお風呂だけで筋肉痛…

情動も不安定になって骨のような足に憧れるようになりました。

食べないと脳に栄養が行かなくて頭回んないから、「骨になりたいとかおかしくね?」とか「痩せすぎやろ」とか「流石にお風呂で筋肉痛やばくね?」とか自分で考える余裕もないし、他人にそう言われたって「えーっと…何おっしゃってるんです?」みたいな…「誰が何と言おうと私が正解なの!」でした。

どんどん視野が狭くなって、体重計の数字と体の細さを極める事しか見えなくなってました。

徹底的なg単位の管理…自分が元々完璧主義だったのも拍車をかけていた気もします。

カウンセラーが家に来るようになりました。
食事の記録を書き、最近の様子を話す日々。
すごい優しくて大好きでしたね…

「食べたいものある?食べたいものを食べるのが宿題ね!」という普通の方には幸せしかない宿題が出されてました。

祖父が高齢者大学の帰りに自分のお小遣いで私の好物を買って届けてくれてましたね…今も大好きなお餅…

祖母は爆弾握り(マジで馬鹿でかい丸い海苔が巻かれた爆弾みたいなおにぎり)を作ってくれてましたね…おいしいんですよ…

カウンセラー導入してもなかなか効果がなかったので、大学病院にも通う事になりました。

そこが1つ目の転機でもあります。

 続く

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