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紫金山・アトラス彗星がみたい!
紫金山(ツーチンシャン)・アトラス彗星、もうみられましたか?
暗い空なら、肉眼でもぼんやりとみえるそうですよ。双眼鏡やカメラ越しだと、もっとよくみえそうですね。
今は夕方、西の空にみえていて、みえる位置は毎日変わりますが、流れ星のように、一瞬で消えたりはしません。
わたしは、10/14から、みようみようとがんばっているのですが、確信するほどはみえていません。ただ、なんとなく、そこに線(彗星の尾)のようなものがみえるような気がする、というくらいです。
そんな中、今日は快晴!
否が応でも期待が高まっています。
今日こそはしっかりとその姿をとらえたい!
そんな中、思い出しました。子どもの頃みた、ハレー彗星のこと。わたしは10才で、市の観望会に連れていってもらいました。肉眼ではみることが難しかったため、望遠鏡でみました。望遠鏡を覗いてみるのは初めてで、真っ直ぐに覗くことができず、みるのに時間がかかりました。
やっとみえたハレー彗星は、薄ぼんやりで、テレビでみたものとはあまりに違い、ちょっと期待外れでした。それでも、75年ほどに一回しかみられない彗星を、直にみちゃったわけですから、ものすごくうれしくって、ドキドキしました。
その時、絶対に長生きして、次のハレー彗星が来る時もみるぞって、強く思ったんです。ハレー彗星、去年、ようやく折り返し地点を過ぎたようですね。次にハレー彗星が近づくのは、2061年7月末の予測。まだまだ先は長いです。
さて、それで今回の紫金山アトラス彗星です。まさに、わたしがみたかった、尾のある彗星の姿です。
今日(10/17)みられるなら、日が沈んでからの1時間後頃に、西の空が大きく開けたところ、まずは南西の金星をみつけてください。
しっかり肘を伸ばして、片手を親指を上にして、握ります。この拳ひとつ分が高度10度です。金星の高さよりも、この拳ひとつ分より少し高くて、少し西側の場所をみてみてください。紫金山・アトラス彗星はそのあたりです。
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肉眼でみるなら、10/20くらいまでがおすすめのタイミングだそうですよ。
みられますように!
もっと知りたい方ははこちらをどうぞ♪
⭐︎曇り空の写真は、10/16に携帯電話で撮影した、彗星らしきものです。(真ん中あたり)ぼんやりと線のようなものがみえました。わかりますか?(左下の星は金星です)
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