「INNOCENTS イノセンツ」
映画ちょこちょこ観ていたのにnoteに書いていなかったので久しぶりに書こうかな意欲が。
観てからしばらく経ってしまっているから、もしかしたら当時感じた何かは形を変えてしまっているかもしれない。
すぐに書けばよかったなあ。
どんなに短くても
どんなにめちゃくちゃな文でも。
子どもたちが出てきて、そしてホラー。
ホラーだけなら好きなジャンルではないのだけれど、一見爽やかさなビジュアルの中に潜む不穏な空気。
いや、前情報が無くこのビジュアルを見たとしても
爽やかさなんて一切感じず、
「何かがおかしい」
は感じ取っていたと思う。
子どもが好き=優しい人、良い人
子どもが嫌い=嫌な人、悪い人
みたいに捉えられる傾向がある気がするんだけれど、
そう感じる人にこそ観てほしいなって思いました。
子どもは、
真っさらな部分に、
環境とか親とか周りの人たちとかそういうものに触れていくことにより、段々と身体が成長していくと共に人格も作られていって
でもまだ発展しきってない途中で。
純粋が故の狂気というか
一時の感情に従った素直な狂気というか。
世界の中に作られている社会の中で、
これをしちゃいけない、
これをしたらこうなる、
などの想像力や社会においての善悪の区別、
自分の中から湧き上がる感情に少しでも蓋をしようとすること、
それらがまだ未完成な子どもが
強い力を持ってしまったら。
子どもの人格は、
周りの大人や社会に作りあげられているのかもしれない。
それは全部ではないかもしれないけれど。
影響はたしかにきっとある。
子どもはこわい。