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品川の鮫中観音(空想ミニチュア郷土玩具)

海の底に沈んだ観音像がありました。

それをみた大鮫は寒かろう…と、可哀想に思い、観音像を飲み込み温めました。

それから時は経ち、建長3(1251)年の鎌倉時代、沖合で死んだ大鮫が揚がり、その腹から木造の観音像が出てきました。観音様をまつるために海妟寺が建立。この出来事から鮫洲という地名になったと言われています。優しい鮫はこうして「鮫洲」(東京品川区)と名を残しました。

その観音さまが体内にいる様子を模したのが鮫中郷土玩具です。

ちなみに、フカを逆にして可能にするという意味で、ここぞ!のときに逆さに飾ると願掛けにもなります。

…という空想で作った空想ミニチュア郷土玩具です。

空想の中のホントのことは、大鮫が揚がり観音像が出てきたこと。お寺も実在します。

あとは、鮫洲という地名は以前ありました。今は駅名のみ。免許センターの最寄駅なので、都内の免許更新したい人が利用する駅です。

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