見出し画像

この世の中にはたくさんの人がいて、それぞれが今を生きて、一生懸命に生きてる

自分はね、これが絶対なんて言わない、信じろなんて強要なんかしない。誰も支配するつもりもないし、誰かを悲しませたいわけじゃない。

確かに、それは違うだろって、誰かの意見とか主張とか見てたら腹が立つ時はある。何で解らないんだって、どうしていつまでもそんな思想主義に執着してるのかって。

自分が誰かに指摘するのは、先を見通して、それによって何が起こるかを考えながら話をしてる。

怒るのはその人が嫌いだからじゃなくて、その人が縛られてる思想主義によって悲しむ人が必ずいるから、だから怒る。愛するから怒る、人を、世の中を、生命を、この地球上の全てを。

分断して対立し、いがみ合うから、だから怒る。右でも左でも関係なく、誰かを悲しませる言葉を使うなら、主張を続けるなら、自分は怒る。怒ってるから怒る、何で怒るんだって、何で憎しみを持つんだって。

どうして許せない、許し合えない、何にそんなに不安を持ってるんだって。


誰かを憎しんでも、自分が幸せになれるわけじゃない。レッテルとか揶揄とか見下しとか蔑みとか、そんなことしても勝利なんかない、たとえそれで勝利しても支配にしかならなくて、そうなると多くの人が苦しみ悲しむ結果を招く。


マウントとか、論破とか優越とか、いらないんだそんなもの。そんなドングリの背比べしても、どんなに争い続けてもみんな時は流れるんだから、いつかは終わりが来る、必ず。


それぞれが信じてることもあると思う。政治も、陰謀論も、そうであるはず、それが絶対だと思い込む。目を見開いて早口で、たくさんの知恵による承認欲求の言葉を使った何かを証明しようとする。自分を認めさせようとする。

そんな自分に賛同してくれる人達がいると、何か自分が特別な存在になったような気分になる。嬉しくなるさ、気持ちも上がる、味方がたくさんいるって思えてくる。

でも、その自分を信じてくれた人達には優しさがある、気づかいとか、思いやりとか。


そんな人達は、自分の信者になってくれた人達じゃないんだ、共感してくれた人達。だから一方的な偏りは、その中でも違う意見を持つ人達もいるから、さみしい気持ちにさせてしまう。


自分とは違う意見だなって、群れてる中から1人寂しく遠ざかる。自分はそんな人達が見えるんだよ、だから俺は0なんだ。


この世の中にはたくさんの人がいて、それぞれが今を生きて、一生懸命に生きてる。


人種なんか関係ない、思想主義も、宗教も、性別も、国籍も、個性も何もかも関係なくそれぞれが思い思いの今を生きてる。


1人なら元気ないけど、大勢の中にいると誰しも目を輝かせて、美しく見えるんだよ。


それが愛しい、自分は。


だから悲しいんだ、その色とりどりが美しいからこそ悲しい色に見える。


自分が『それは違うだろ!』

そう言った後ろに、さみしそうな顔をする人がいる。

何かを信じた人。


自分はそんな人に、強い口調で何かを言う。

「それは間違ってるんだよ、そんなもの信じるな、悔い改めろ」


見えるんだ、その悲しい顔が。


痛くなる、心が。


それでも言わなきゃいけない。誰かを悲しませても、憎まれても、嫌われても、言わなきゃいけない。


『どうしてだ、何でだ、何でみんな信じない、情報弱者、テレビに洗脳されて、騙されて、真実、事実なのに…、何で」


俺は、そんな人を見ると、必死で自分の信じた何かを主張し続けてる人達を見るのが辛い。多くのフォロワーの数字を持ってる人だって同じなんだ、何も変わらない。


どんなに賛同者、共感してくれる人達がいても、いつもそんな人達が側にいて見守ってくれるわけじゃない。Mr.Childrenの名もなき歌にある歌詞『どんなに解り合えた同志でも、孤独な夜は必ずやって来る』


特に、多くのフォロワーを持つ人を信じ賛同した人、少ない数字の中で世の中に抗い続けてる、あまり目立たない、プロフィール画像もない人達。

いくら叫んでも、誰も何も聞かない、行き交う人の群衆の中で必死で何かを訴えてる。どんなに何かを言っても誰も聞かない

『この世の中はグローバリストに支配されてるんだって、何で解らない、何で見向きもしない、本当なんだよ、信じてほしい、絶対にそうなんだよ、…もう、勝手にしろよ情弱!だから言ってるだろ…、何で馬鹿ばっかりなんだよ、終わってるんだよ、自分の頭で考えろ、眠ってるんだよみんな、聞けよ、何で聞かないんだよ、…どうして顔がないんだよみんな、顔のある人は何処にいる…』

そんな時に、優しい声をかけられたり、いいねとかされたら、誰でも嬉しいもの。


自分はそんな人を見ると、心が締めつけられる、そんな感じになる。

だから真実を暴きたかった。本当のことを、何かも解らない人の心を不自由にする鎖を引きちぎりたかった。


何かも解らない、真相も何も解らない、出口のない迷路から出してあげたかった。


みんなが、それぞれの何かを信じてる。でも左右に分かれた善悪では永遠に答えが見つけられない。右に行っても、左に行っても本当のことは解らない。


日々常に願ってる、みんなが笑って暮らせる優しい世の中、世界になるように。

愛し、許し、笑い合える、楽しくて幸せがたくさんある世の中に、いつか必ず、そうなってほしい。

自分はそうなるまで言葉を綴り続ける。いつまでもずっと、変わらない心のままで。

神を、愛を信じて。









いいなと思ったら応援しよう!