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〔29歳男性育休〕父と”予防接種” ~行くと分かる~

 昨日は、2回目の予防接種に行ってきました。受診表は奥さんに事前に書いてもらい、僕は息子を連れていくだけというお仕事です。コロナの影響で、完全予約&時間制になっていて、ほとんど待つことがありませんでした。きっとこれからこれがスタンダードになっていくんだと思いますが、こっちの方がいいですね。待ち時間も少ないし、お医者さん側も今日何人か予測できるので、頑張り方も調整できますし。注射は4本(B型肝炎・4種混合・肺炎球菌・ヒブ)+ロタウイルスを口から接種しました。ロタウイルスは最近、無料化されたんですね。姉もビックリしていました。ロタウイルスによる胃腸炎はかなり辛いようで、重症化しやすいそうです。

 お父さんが予防接種に行くって結構珍しいことなんだろうなと思いながら、行ったら意外や意外。僕を含めて5人のお父さんがいました(笑)一時期、待合室にお父さんしかいなかった時は何だか不思議な感覚でした。平日だったので、育休を取っているんですかね。それともお仕事をお休みして予防接種に付き添ってくれているんでしょうか。とても気になります。

 もしかすると、僕ら世代の人たちはもはや ”育児は奥さんがやる” という意識は薄いかもしれません。まだまだ男性の育休取得率は低いですが、数字には表れないところで、男性も積極的に育児に参加している面がきっとあるんだと思います。

 帰り道に奥さんがこんな事を言っていました。「予防接種に行ってくれるとお母さんたちは助かると思うよ。だって、自分の子どもが痛い想いして見てるの可哀そうで、見てらんないもん。お父さんはその辺は ”おりゃ!”ってやれちゃうからさ(笑)」まさかそんな事を感じていたなんてビックリです。ある意味で、お父さんは鈍感力が備え付けられているので、予防接種×父はこれからのスタンダードかもしれません(笑)

話が180°変わって、後半の挨拶の話

 子どもの立場になってみると、学校の中では「挨拶って、誰でもできる簡単なこと」と思っている先生が多い気がするなぁ、と思いました。完全に固定概念というか先入観です。でも、だいたい先生になる人って、結構コミュニケーション力が高かったり、学校ヒエラルキーの中で上位にいた人たちなので、それほど挨拶に対するハードルが高く感じていないだけじゃないかなと。むしろ相手から挨拶されてしまうことも多いみたいな。

 挨拶って結構難しいと思います。声の大きさ、タイミング、強弱、表情、会釈、視線、体の向きとか突き詰めて考えていくと結構あります。難しいからこそ、できると一人前になれる気がします。大人になっても挨拶って難しいなって感じます。

 色々と挨拶することの意味や価値をあの手この手で伝えてきたのですが、やっぱりいちばんシンプルに『私はあなたを人として認識していますよ』っていう意志表示になるってことが最もメッセージ性が強くていいんじゃないかと思います。相手がどうこうとかじゃなくて、自分がどうあるべきか、どうありたいかという話です。相手をきちんと人として尊重できる生き方をしたいとか、自分も人として認識してもらいたいからとか、そうゆう感情が芽生えれば、挨拶をするようになる気がします。仕事復帰したら、ちょっと子どもに話してみようと思います。

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