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【妄想ライオンズ 43】源田壮亮が作る骨牙の花道と、新しい形の黄金期

私は結構生粋のライオンズファンです。だから、源田壮亮のFA宣言前、生涯ライオンズ宣言が嬉しくないわけがないです。最高に嬉しいです。源田と外崎。球界随一といっていい二遊間が、共に生涯ライオンズ宣言。

こんなに嬉しいし、この先のライオンズに対して、ワクワクし続けることができると思うだけで、幸せな気持ちになれることはないのです。

森がいなくなり、近藤も微妙(結構難しいだろうなと思っています)なところで、あとは外国人でぜひとも長距離砲の獲得に期待したいところです。それでも、なんとなく、森の穴だけならば、守備はまあなんとか補えるし、打の方でも期待できる人は結構いる。開花するかどうかだけ、と言うところで、十分に来期、戦えるだろうと感じます。

しかし、源田や外崎、この先きっと山川も残留するのではないかなあ、などと期待をしながら、反対側のこともとても気になります。

それが、栗山ー中村の、花道、ですね。

生涯ライオンズを貫いてくれたこの二人。彼らの存在があるから、それに続く人たちが続々と出てきてくれているわけで、生涯ライオンズを貫いたら、その先がどうなるのか、その出口はどうなるのか、当然に、そこは、ライオンズファン、チーム、関係者全員によるセレブレーションの中で終わって欲しい!と強く思います。

色々事情はあるでしょうが、鳥谷や松田のようにならずに、ぜひとも最後の最後までライオンズにいて、引退試合、セレモニーを大々的にやりたいものです。

そこまでみて、本当に後進の選手たちが「俺もライオンズでああ言う最後を迎えたい」と言うことになるのではないでしょうか。

では、その花道はどんなものであるべきか。

それは、栗山にせよ、中村にせよ、彼らの心残りは、なんといっても、2018,2019年に逃した日本一、ここになるのは間違い無いでしょう。

すでにライオンズの選手で、日本一を経験したことのある選手は、現役プレイヤーでは、中村と栗山しかいません。彼らが引退をしてしまえば、チームには生え抜きでは日本一経験者がいなくなります。

それは、チームの財産としては、計り知れない喪失、と言うことになるように思います。優勝する、日本一になるとはどう言うことなのか、どう言うチームであり、メンタルであり、何が待ち構えているのか。知っている人がいるチームと、いないチームでは、その「いざ」と言うところでの踏ん張りが違うと思うのです。

それを伝え、チームにその血を継いでいくこと、それこそ、彼らが最後に思っている、大きな仕事では無いかと思うのです。

この壮大な花道を作り上げること。これこそ、ライオンズの新たな顔である源田であり、外崎であり、そして中村を引退させないまま他チームに移籍することは絶対にないだろうと思う山川の、大きな大きなノルマ、と言うことになるでしょう。

生え抜きの中核の選手が活躍し、チームの骨格となり、そして生え抜きの功労者が、最高の花道を迎え、祝福されていく。それを、優勝、日本一というビクトリーロードに添えていく。

そんなチームに、もっともっとたくさんの選手が、「行きたい」と思うようになり、ファンからも、選手からも愛されるチームになる。

全12球団で、唯一、ライオンズは都道府県庁所在地になく、政令指定都市でもなければ、100万クラスの都市でもない、言えば、関東の中堅都市の1つでしかない所沢。人口は減少が進んでおり、本拠地のある西武球場前は、お世辞にも、褒められたような場所では無いです。

そんなライオンズが、新たな黄金期、それは過去に迎えたような、一部のスターや、強さだけに牽引されるものではなく、ファンとチームと、そしてできれば地域が一体となった、新しい形での黄金期を迎える、源田壮亮の長期契約は、そんな新しいライオンズのスタートになっていくはずです!



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