僕の森
長い冬を越えて
僕は
春のキラキラした日差しを浴びた
大きく背伸びして
僕は
春の森に出掛けた
どこどこどこどこ
がたがたがたがた
遠くに見えていた乗り物が
近くで動いてる
どこどこどこどこ
がたがたがたがた
美味しい木の実が亡くなった
どんどんどんどん
森が亡くなっていく
僕はお腹が空きすぎた
とてつもなく怖いけど
僕は町にやってきた
暗いうちに食べ物を見つけて
森に帰るつもりだったんだ
だけど
町は遠すぎた
着いた頃はうっすら明るくて
でも
僕はお腹が空きすぎていた
悲鳴があかった
僕は怖くてうずくまった
ズドン
身体に痛みが走る
僕は
ただお腹が空きすぎていただけなんだ
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