二週間に一度の診察の必要性
双極性障害で発達障害の娘の心の波がここ三日ほど大きくなった。私の左手小指骨折が原因で通院を二週間先延ばしにしてからしばらくして娘が急に不安定になった。
今の主治医に変わってからは、特に具合が悪くなくても二週間に一回の通院ペースは守っていた。最近は正直、
【前回の診察からもう二週間経ってしまったのか】
と思うほど娘も私も通院がおっくうで、もう少し感覚を伸ばしてもよいのではないかと感じていた。
主治医にもそれを話したことがある。その時主治医は
「調子が悪くなったときにすぐに対応できるようにしたいから、二週間に一回は診させてください」
とお願いされた。
現に今、通院の感覚が伸びてしまったことにより、娘の精神に影響を与えている。この二週間ケガをした私に変わり、慣れない家事の手伝いなどもあり、気づかぬうちに無理をしてストレスを受けてしまったことも原因のひとつなのかもしれない。
昨日はあまりにも娘の調子がハイテンションでイライラしていたので、今日主治医に電話で相談することに決めた。
不思議なことに主治医に電話すると決めた瞬間から娘の気持ちが落ち着きだした。新しい主治医に変わって半年と少し。ようやく私と娘にとって主治医の存在が大きく、必要なものに変わってきたのだと感じた。
私一人だけでは重い病(双極性障害Ⅰ型)を患っている入院経験のある娘を支えきることは困難なのかもしれない。そしてそんな時主治医はじめ周りの人に助けを求めるのは必要なことだし、改めて、主治医によって私たちは支えられていたのだなと感じた。
娘曰く
【●●ちゃん(娘は私を愛称で呼ぶ)の柱は細くて壊れそうだけれど、主治医の柱は3本くらいあって頼りがいのあるもの】
なのだそうだ。そのことに娘本人が気づいただけでもこの私のケガにも意味があったということなのかもしれない。外出や通院に苦痛を感じていた娘にとって二週間に一度の診察の大切さを教えられることで、通院に対する気持ちが前向きに変わってくれたらと願っている。
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