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タトゥーからツボを見てみようジン君編

本日やたらと眩しいジン君の背中がタイムラインに流れてくると思ったら
タトゥー見せてくれた記念日だったんですね。

これを機会にジン君のタトゥーの位置をツボで見たら?を書かせていただきたいと思います。あの脇の位置にツボあるの?ですが、ちょうどあります。
ツボの流れでいえば『足の少陽胆経』になります。体の側面を上から下まで通るルートです。

これが胆経。体の側面を通っています。

胆って東洋医学的にはどんなやつ

胆って胆のうの胆ですよね。胆汁と言う消化液を溜めておいて、必要に応じて消化器に排出する袋。今時は、胆石ができてしまったら胆のうごと切除してしまうこともあります。しかし東洋医学においては胆は結構大事な器官とされています。

【胆は中正の官 優れた判断や決断はここで下され、胆力と識見はここで生まれる】
古典的にいうと、こうです。
胆力が無いとかあるとか、日常でも使いますが、胆というのは胆力が生まれる場所と言われているんです。
胆力とは物事に対して臆したり、動じたりしない精神力のこと。
度胸や勇気が生じる部分でもありますし、胆力があることで、トラブルが生じたときに冷静に対処できるようになったり、一つの物事に集中して取り組むことができるということですね。ですからここが弱るとチャレンジできなくなったり怖がったり決断できなくなってしまうんです。

ジン君がタトゥーを入れているあたりは

この胆と関係があり、胆の力の調整をしてくれる経絡、胆経の【京門】あたりです。
わき腹にあり、第12肋骨の下あたりにあるツボ。12肋骨と言うのは11肋骨と共に、中途半端な位置で終わっている骨です。

下の二本は浮いた状態ですよね。浮肋骨と言います。

京門(けいもん)というツボの京は人々が集まるところとされています。
京門は気血が出入りしていて集まるところの意味。

体内の水の巡りを良くし、腎を元気にしてくれます。
他にも腎疾患、腰痛、泌尿器や生殖器のトラブルにも。
胆経にあるのですが、五臓の腎の気が集まるところです。
こういうツボを『募穴』というのですが、各臓腑の気が集まるところなんですね。

別にツボと関係ないかもしれないけれど

動じずにしっかりと決断し、いつも冷静に対処できる力を持つ胆。
その胆経上にあり、気血が集まり出入りするツボと言われる京門付近にある、ジン君のタトゥー。
こう書いてみるとなんとなくジン君ぽくもあるような…。

タトゥーイストさんとよく話し合って入れた彼らそれぞれの『7』の場所にはいったいどういう意図があるのでしょうね。韓国は鍼灸の習慣や浸透度が日本よりも色濃いと感じますので、誰か一人くらいツボで決めていないかなあ、と期待し知りたいような気もしますが、知らないままでいるのもロマンだな、と思います。


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