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日常に「折形」を取り入れる

こんにちは、ジュウニカゲツです。

皆さん、「折形」ってご存知ですか?
真っ白な和紙で贈り物を包む、日本の伝統的な礼法のことです。
身近なところで言うと、結婚式で使う「のし袋」がそうです。本来、「折形」と言うのは儀礼や贈答の作法で、その作法一つ一つに全て意味があるのだそうです。吉事と凶事で色を変えたり折る方向を変えるのもそうですね。

実際に、日常の生活の中で使おうと思うと少しハードルが高いかもしれません。ご祝儀の場面で使うのなら尚更のこと、間違った折形で失礼があってはいけません。

何か生活の中に取り入れたいなと思って見つけたのが「粉包み」の折形です。名前の通り、粉物を包むための折形ですが、主に薬や香辛料を包むのに使われました。和紙で包んでいると中身が見えないので、外から中身がわかるように、包み方の種類で何が入っているか分かる様にしたそうです。
ごま塩やきな粉など、節句で使う調味料を包むのにも使われ、「鶴のごま塩包み」など、鶴を折込んだ祝儀に相応しい折形なんかもあります。

ジュウニカゲツで扱っている2種類の和紙、「友禅折り紙セット」と「大人のおりがみ 日本の色」で折ってみました。

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12センチ角程度の紙で折ると、ピアスやネックレスなどの小物を収納するのに丁度良い大きさになります。和紙で折れば、耐久性もあり何度でも使え、ジュエリーケースの代わりに使えます。

ネックレスを収納

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ピアスを収納

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中に入れた種類で色や形を変えてもいいですね。

日本の古来の美しい文化である「折形」のエッセンスを、少しだけ日常に取り入れてはいかがでしょうか?

↓今回使用したおりがみです。 15センチ角の折り紙を12センチ程度にカットして使用しました。

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ジュウニカゲツ
「日常を豊かに 毎日を素敵に」
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