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ありのままの君を。
この4月から、毎週土曜日に放課後等デイサービスのお仕事をお手伝いさせてもらっています。もともと、こどもたちは大好き。たぶん、わたし自身がオトナになりきれない部分が多いから😅だと思うんですが。汗。
とは言え、全く初めての業種。どんなお仕事になるのかな〜?と思いつつ向かった面接で「経験は関係ないです、ぜひ!」と言っていただけて、こどもたちととにかく楽しく遊んでくれたらいいと。そんな天国みたいな仕事ある?!
でもやっぱり少しは緊張して迎えた初日の不安を吹き飛ばしてくれたのは、初対面のこどもたちに「おはよう!」って声をかけた瞬間。ニッコリ微笑んでくれて、もう、みんな、天使みたい。泣。こんなに初対面の大人を無条件に受け入れてくれるって、ちっこいカラダで、どんな器の大きさなの?!
それから3ヶ月が経ってお仕事にも慣れてきた反面、少しだけ思うところもあります。多様性のあるこどもたちに、わたしたち大人が求めている「成長」って、何なんだろう。もちろん、これまで自分の気持ちを言葉でうまく表現できずにモヤモヤしてうゎーーーんと泣いちゃったり、モノを投げてしまっていたような子が、少しずつ気持ちを整理して自分なりに切り替えが出来るようになっていく姿には、感動さえします。でも『いまはお勉強の時間』『いまはお昼寝、静かにする時間』『お弁当、ぜんぶ食べようね』って、確かに周りと同調することが出来るようになれば生きやすくなる部分もあるかもしれないけれど、コレって単にオトナの都合??って思ってしまう時があるのです。
わたしだって、一人で静かに本を読みたいような日もあれば、皆んなでわぁーーっと騒ぎたいような日だってある。たくさん食べたい日もあれば、ちっとも食欲がない日だってある。そして、大人になった今、まさに心の中のその「小さな自分」の声を聞き逃さないように、なるべくその声に忠実に、まわりに流されて「小さな自分」を蔑ろにしないようにって、心がけているところなのです。
もちろん、施設の方針は『この子が少しでも生きやすいように』『自分の力で生きていけるように』って、願ってのことです。実際、成長を促している部分も多いにあるでしょう。ただ、大人のうちの何割かは『今日はそんな気分なんだね』『そのままでいいよ』って、言ってあげてもいいのかなぁと。都合の良い立場を選んでるように思われるかもしれないけど、ありのままの君を愛したいな。