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自己欺瞞を治したい人へ|「あっと言う間に人は死ぬから時間を食べつくすモンスターの正体」を読んだ感想

「あっと言う間に人は死ぬから時間を食べつくすモンスターの正体」を読んだ感想をまとめてみた。

わたしなりに本質をまとめてみた。
すこし辛口になってしまった…!でもここはわたしのnoteなので、好きなこと書く。
だってそれが楽しいから。

でも刺さる人には刺さるから、ぜひ参考にして人生を良くしてほしいです!

ざっくりまとめ

時間管理術とかタスク術は世の中にあふれかえっているけれど、これらをしたらからといって、時間が無くなるのを辞められるわけではない。
時間を食べつくす本当のモンスターの正体に気づこうね、という話。

本当の正体は自己欺瞞だと紹介している。

①死の不安
何かに没頭したり熱中して悩まないようにする
②孤独の不安
友人やパートナーをもとめて寂しさを間際らせる
③責任の不安
他人に決めてもらうことで責任を回避する

「あっと言う間に人は死ぬから時間を食べつくすモンスターの正体」


これは脳科学でも言われている話で、「理由の後付け」に似ている。
他の言い方で言うと、「回避癖がある人」

自己欺瞞の思考パターン

今抱えている不安を紛らわすために、他のものに没頭する
(仕事、ゲーム、スマホ、ホスト、パチンコなど)
👇
どうでもいいことに(本来本当に大事にしたいものではないものに)時間を消費しつづける人生になる
👇
結果として、時間がいくらあっても足りないし、本当に入れたいものは手に入らない。人生に満足できない。

でもこれって多くの人がやっている、当たり前の行動。



だから死ぬときに、
「仕事ばっかりやっていて、一番大事なもの(家族)に向き合えなかった」と後悔する人が多い。

死ぬまで、自分の本当の問題に向き合えない人が多いってことだよね。

だからいくら時間(寿命)があっても足りないんだよ。
多くの大人が、自己欺瞞に多くの時間を費やしているのが現実。

それくらい、人間の脳は未熟ということ。

でもそれが人間じゃない?



みんな自分と対話できないし、(そもそもパートナーとすら対話できていない人が多い印象)
一番大事にしたいものに向き合うのって怖いよね。

だからみんなやらない。

でも、それでいいと思う。



できない人は、そのレベルの人間だから。
自己欺瞞して、自分を欺いて本当に手に入れたいものを手に入れられない人生が、その人にはふさわしい人生。

(けなしているわけでは無くて、そもそもの精神性が高くないと自己欺瞞に気づいて、治せない。
ふつうの人は、何か大きいきっかけ(離婚、病気、事故など)が無いと気づけない。)

本人も、心のなかでは、本当に向き合うべきものに向き合うくらいなら(人間としてはかなりの苦痛。人によっては脳としては死にたくなるレベルの苦痛と屈辱を味わう。)、
本当に欲しいものは手に入れられなくてもいいやって思ってる。


ほんとうに大切なものに向き合いたいと思ったら、自分と対話するし、パートナーや親の指摘も聞き入れて、自分を変えていくよね。

それすらできない人が多い。
人の話を聞かなくて、自分を省みない大人が多い。


というか、できないのが普通の人間?

できない人は、「自分に向き合うこと」「本当に大切にしたいものはなんだったのか」を一生かけて学んでいく。

できる人は自己欺瞞に向き合って、心から欲しいものを手に入れる。
できない人はそのレベルで生きていく。でも自分に向き合うときに沸き上がる、しんどい思いはしなくていい。


みんな、自分のレベルに合った生き方をしていて、今の自分のレベルにふさわしい幸福が手に入っている。


そして、大人になればなるほど、人は自分をだまして、自分に嘘をついて生きるんだよね。

子どもってある意味すごく正直だけど、大人は社会の中で生きるために、自分だますのが当たり前になっていく。
それがいいとか悪いとかじゃなくて、それが「人間の脳の構造」なんだよね。

まとめ|ちょっと厳しく書きすぎた…?

自己欺瞞について、すこし厳しく書きすぎたかも。

かなりストレートに書いたので、読んでイラっとする人(感情が反応する人)は教科書を読んでいる気持ちでどうぞ。

でも、現実って甘くないし、人間の心理ってそんなに都合よくできてない。


ただ、これをそのまま誰かが言ったら、「そんな冷たいこと言うなよ」とか「そっちは偉いのか?」って言われる恐れはあるけど。

ここはわたしのnoteだから、好きなこと書いちゃう。

だってこの本を読んで、
「自己欺瞞が時間を食い尽くすモンスターだけど、この本を読むほとんどの大人は治せないよね…?この本を読んだほとんどのターゲットはそんなことできないのが普通では🤣」
と思ったんだもん。

もちろん、ただの時間管理術など方法論についてではなくて、他の本には無い切り口で大変面白かったですよ!

みなさん、普段から周りの人や自分を本当の意味で大切にできていますか?

まあ、刺さる人には刺さるし、「いや、そんなことない!」って反応する人は、まだ受け入れ準備が出来てないから、ふーんって思ってくれればいい。

誰かに刺さったらいいな!
そして、それを受け入れられるかどうかで、その人がどのレベルにいるかがわかるよね。

だから、この考え方が「刺さる人」にはめちゃくちゃ価値があると思う。




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