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▶︎読書会 vol.2~秋の夜編~

前に参加した「朝活読書会」。今回は大学の授業後に、水曜夜編にお邪魔してきました。

今回の読書会を主催していたのがなんと私が入っているサークルのOB(しかもかなり偉い)。

さらに今回は同じ大学4年生の参加者もいて、不思議な縁がたくさんあった読書会でした。

■おススメされた本たち

今回参加者の方々がおススメしていた本がこちら。

①『社会人として大切なことはすべてリッツカールトンで学んだ』 / 清水健一郎

「リッツカールトン」といえば、感動的なサービスとホスピタリティを生み出す高級ホテル。

リッツカールトンの日本第1号店である大阪の新卒スタッフとして著者が学んだ、

・一流のサービス
・モチベーションを上げる環境づくり
・仕事が楽しくなる方法
・様々な困難を乗り越えるための術

などについて書かれた、ビジネスマンなら誰でも実践できるビジネス書です。

この本を勧めてくれた参加者は、医療現場で働く中でサービスにおける「これまで積み上げてきた自分の感性の大切さ」に気付くことができたんだそう。

②『人は他人 異なる思考を楽しむ工夫』 / さわぐちけいすけ

次に参加者の方が紹介していたのがさわぐちけいすけさんのこちらの漫画。

さわぐちさんは、Twitterで投稿した漫画が話題となりフォロワー数15万人突破。

「他人同士」で仲良くする上での秘訣を描いた漫画です。

この本を勧めてくれて参加者の方が特に印象に残った点が、親しい人に過度な期待(あるいは共感)を求めてしまうという話。

そうした悩みを、性格を否定するのではなくより優しく、マイペースに諭してくれるんだとか。

■『年収1億円になる人の習慣』 / 山下誠司

次に参加者の方が紹介してくれたのがこちらの本。

株式会社アースホールディングスの取締役である山下誠司さんの著書。

山下誠司
HAIR & MAKE EARTH を運営する、株式会社アースホールディングス取締役。株式会社サンクチュアリ代表取締役も兼任。

年収1億円以上の人にあるという「共通のルール」について書かれた本です。

この中で参加者の方が印象に残った一説がこちら。

悪いことは1やって10伝わるけど、
良いことは10やって1伝わる。

例えば、うっかりやってしまう遅刻は周りの人にも伝染し、良くない空気を作ってしまったり、誰かの悪口を言ってしまって雰囲気を悪くしてしまったり。

マイナスのことを口にすると、本当にその通りになってしまうというような。所謂「言霊」的な要素もありますよね。

■『GACKTの勝ち方』 / GACKT

こちらは大学生の参加者が勧めていた本。就活で辛かったときにこの本を読んで英気を養っていたんだそうです。

音楽業界では有名なGACKTですが、実際にテレビで見かける日はそんなにありません。

彼のお金はいったいどこから生まれているのか?という疑問に、彼の人脈やプライベート、趣味、印象、自分自身といった彼の実体験に基づくキーワードで答えていく本です。

この本で紹介されている、参加者の方が印象に残ったという「GACKTの勝ち方」がこちら。

1. とにかく行動する
2. ファースト・インパクトの重要性に気付く
3. 継続する

例えば、音楽活動を続けたくてもお金がないとき、池袋駅で女性に片っ端から声をかけてサポーターを集めたり。

継続力を鍛えるために、20年間お米を食べず、ストイックに筋トレを続けたり。

実業家として成功しているGACKTから成功のヒントを学ぶことができます。

ここで少し就活の話に。

今、実は起業の気運が最も高まっている時代なんだそうです。

しかしお金の稼ぎ方も人それぞれ、起業も以前よりパーソナライズされ、ZOZOTOWN の前沢社長のように一人でウン億とか稼ぐ人だけでなく「個人で年収1千万稼ぐ」という人も増えているそう。

ここで「これからの時代に最も伸びる産業は何か?」という話題になりました。

リーマンショックの後にアジアの経済危機を救ったと言われている日本の経営コンサルタント大前研一さんが語った「間違いなく残り続けるビジネス」がこちら。

・病気を治すよりも「健康を維持する」
・衣食住よりも「美食と高級なパスタイム」
・資産形成や投資アドバイスよりも「稼ぐ力」
・長寿よりも「RICH LIFE」(充実した人生)

■『下流老人』 / 藤田孝典

次に参加者の方が進めていた本がこちらの『下流老人』。

下流老人とは、著者の生活困窮者支援を行うNPO法人ほっとプラス代表理事で社会福祉士の藤田孝典がつくった造語。

月収が10万円以下で生活している老人を指します。

日本にいる下流老人は、老人の4人に一人の割合を占めているんだとか。

藤田氏が支援の実体験から定義した、下流老人にある3つの「ない」がこちら。

①収入が著しく少「ない」
②十分な貯蓄が「ない」
③頼れる人間がい「ない」(社会的孤立)

下流老人になってしまった老人は野草を食べて食いつないだり...。

年収500万以上のそこそこ裕福な生活をしていた人ですら下流老人になってしまうこともあるそうで、未来の恐ろしさを感じました。

■『君に友だちはいらない』 / 瀧本哲史

次に参加者の方が勧めていた本がこちら。

グローバル資本主義が進展している今の時代、世界中の消費者は、自分の必要としている品質の製品を、世界中から探して「もっとも安く」手に入れることができます。

その中で今「最高のチーム」を作るための仲間づくりが重視されており、自分が掲げているビジョンをぶちまけて仲間を募ることが大事だということを教えてくれる本です。

今世界が転換期を迎えている中、今までの価値観がガラッと変わっていくこともあるかもしれません。

だからこそ、友情だとか永遠を約束する「友だち」ではなくやりたいことを一緒にやっていく「仲間」を作ることが大事なんだそう。

しかし、ここで「本当に自分がやりたいことを見つけるのって難しいよね?」という話に。

自分のゴールを達成することの手段を選ぶことすら難しいです。

だからこそ、まずはちゃんと自分のゴールを明確に掲げ、そこから逆算して行動していくことが大事なんだそう。

■破天荒フェニックス

最後に主催者の方が紹介していた本がこちら。

ZoffやJINSなどの安いメガネチェーンが拡大している今「確実に潰れる」と言われていたメガネチェーン「オンデーズ」を、新社長として生まれ変わらせるために奮闘する田中修治のお話。

仕事がうまくいかない人にこそ読んで欲しい本だそうです。

■MVP

今回の読書会では、最も良いプレゼンをした人にMVPが送られました。

今回のMVPは、『君に友だちはいらない』

個の力が強くなり価値観が多様化している今の時代にこの本がMVPに選ばれるって、ああーそういうことなんだなぁと思いました。

■終わりに

今回の読書会も、たくさんのためになる本と出会えて良かったです。

個人的には読書と自分の経験をつなげる練習が足りてないなぁと思うので、インプットした情報をアウトプットする訓練をしたいと思います。


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