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「老害」の役割〈1〉/「見えない部分」にまつわるエゴ話
こんにちは。まいです。
本日は、年齢を重ねている方、これから年を重ねる方に、
ピリッとくるエゴのお話をします。
「老害」を題材とした私の体験が例になっています。
ぜひ、ご覧くださいね。
さて「老害」とは
老害とは、おおむね「自己中心的な行動で周囲に迷惑をかけたり不愉快な気持ちにさせたりする老人」といった意味で用いられる、通俗的な、罵りまじりの表現。……
老害も人によってとらえ方が違うので、一つの例題として
扱わせていただきます。
人生を軽やかに生きたいなと思う方は、
この先を読まれると「エゴ探し」「エゴとお遊び」してみようかな。
と、思ってもらえると思います。
世界は自分視点でしか見れない
……先日、夫と話していて
その時やらなければならないことを、解決しようと話をしているのに、
突然、ムスっとし機嫌を悪くしはじめた夫。
私の話している内容が「老害」だ。と言い始めたのです。
私は頭の中に「?」がいっぱいでて、びっくりしましたが、
まずはその話を聞くことにしました……
【方法の案を出しているだけなのに…】
〈私視点〉
夫は、こなさなければならない作業を円滑に進めるため、
カスタマーサポートに電話をいれました。
夫の話しをきいて、電話先のスタッフさんがバタバタと調べていてくれているようでした。
「今おかけになっている番号ではなく、こちらでご確認ください」とのこと。
夫は、教えてもらった番号にかけました。
その電話は、まったく解決に繋がらない場所にかかりました。
スムーズに進まなかったので、夫は不機嫌そうに携帯で何かを調べ
「〇〇という書類が必要かも」と、私に探すように依頼してきました。
まだ、作業は解決していなさそうでした。
〈二人の会話〉車の中で。
私「教えてもらった電話番号は間違っていたんだね。
カスタマーサポートの方が、初心者の方だったのかもしれないよ。
いつもの担当者の方に聞けば、その辺のフローは確立してるだろうから、正しいお問い合わせ先を教えてもらえるんじゃないかな。」
夫「………。(-_-)」
私「?どうかしました?」
夫「なんか、これが正しいと決めつけて、話しをしてくるお年寄りみたいだね。今、老害の片鱗を見た。」
私「え??? どゆこと?」
夫「そのフローは確立しているだろうっていうの、そうであるべきって話でしょ?もう一度電話して、同じことを違う担当者に聞くってのは、お客さんに間違った電話先を伝えたスタッフを会社に言いつけるってことになるよね。」
私「…ぁえ??
(その後の想像までネガティブなご意見!
これはもしや…夫の中の「エゴに触れた」か?!)」
【見えない部分は自分視点のエゴで会話をしてしまう】
話しは電話番号を教えてもらったところまで戻ります。
〈夫視点〉
教えてもらった番号では、解決できないことがわかり、
もう少し自分で調べてみることにしました。
以前調べた時とはまた別の情報を見つけ、とある書類が必要なことをしりました。そこに、必要な電話番号が載っていそうです。
「〇〇という書類が必要かも」と、嫁に探すようにお願いしました。
「ああ、それすぐ見つからないかも。今、家を出なければならないから、探すのは後にしよう。」と、言われました。
〈二人の会話〉話は車の中に戻ります。
夫の視点を知った私は、とても納得しました。
私がなぜ「もう一度電話した方が良い」と言ったのかを説明します。
私「まず、わたしは「書類を探してくれ」としか言われてないから、次の解決策がそこにあると知らなかったのね。
だから、一つの案を伝えただけなのだよ。
いつもの担当者の方であれば、我々の状況をよく理解しているので、
「目的」を達成するための電話番号はすぐ出てきたと思うよ。
なぜなら、担当者から送られてくるアンケートに「目的」の部分の話しがあるからだよ。それについて、聞かれたら応えられるようになっているだろうと想像したのだよ。それだけだよ?」
夫「…ふむ。」
私「しかも、間違えた情報をくれたスタッフさんを担当者さんに言いつけろ!なんて一言も言ってないよ?」
夫が不機嫌になった時点で、彼の中のエゴが作動したとわかっていたので、
落ち着いて説明することができました。
…エゴ探しをしていない私だったら、さらに私のエゴに触れて、
喧嘩腰に話をしていたかもしれません(笑)
「ろうがいだぁあ??あああん??(怒)」とね。
エゴと一体化している相手ごと、否定しかねないのです。
「老害」と言わせた夫のエゴは、夫の経験から「困ったことがあった…」と、いうことなんだろうと想像できます。
相手を否定したくなる時は、不快感なのでだいたいエゴを抱えています。
自分のエゴに触れただけなのだと気づくと、
夫も不機嫌さが落ち着いてきました。
相手(嫁)が変わったのではなく、自分(夫)の内側が変わっただけですよ。
不思議なものです。
話しの見えない部分は、無意識にエゴを通して理解しがちです。
少しでも疑問に感じたら、詳しく聞いてみると物語をスムーズに進められるかもしれませんね。
…奥の自分にとっては物語の抑揚がなくなり、退屈かもしれませんが(笑)
エゴに気づいただけの夫は、今後同じようなことがあれば、また不快になるでしょう。
エゴに気づき取り出して認め、奥の自分に戻ってから選択し直せば
今後、夫に同じようなことが起こっても、
過去に自分で選んでいた「エゴに触れただけ」と思い出し、
瞬時に自分自身で感情の落ち着きを取り戻すことが出来るようになるでしょう。
次回は
「老害」の役割/「一人っ子」にまつわるエゴの話
です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました^^
それではまた♪
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