「受け取らない」のではなく「受け取れない」とは/悪口を言われた時の対処法
おはようございます。まいです。
子供が悪口や暴言を言われて苦しんでいるという親御さん、会社で心を砕かれるような言葉を言われて辛いという方へ、私の周りを例にして、思考転換の提案をしてみたいと思います。
私の息子の場合
以前、息子に「死ね」や「殺す」だとか、言われるとママは悲しい気持ちになるから人にも言わないようにしているんだよ。と伝えていました。
私が選んでいることを聞いて、彼も納得していました。
ただ、幼稚園・保育園・小学校の世界で「良い悪い」を教えてもらっている最中なので、純粋な子供たちの思考はどうしてもどちらかに偏りがちです。
彼の中で「死ねや殺すなど相手の心を傷つける様な事を言ってはいけない(悪い)」というエゴになっており、暴言を吐いてくる子をみると怒り出したりするようになりました。
確かに、むやみやたらに人に向かって暴言を吐く人を見るのは気持ちの良いものではないです。
が、それに対してエゴと一緒になって怒り出すと、それはそれで本人が辛くなってくるんですよね。
子供が暴言を吐いたり、相手を陥れる行為をするというのは、その子もなにかしらのエゴを介して不快になっており、不快を表現する道具として周りに溢れている言葉(暴言)を使っているのです。
(周りに暴言がなく、言葉を知らずに生きてきた子供は、そもそも知らないので使いません。)
その子に「相手の気持ちを考えて」というのは無意味だと考えます。
結局は「私が思っている相手の気持ち」でしかないので、伝わらないのです。
伝わったとしても、自分の気持ちを最優先して行動するほうが子供にとって大切な事といえます。
その子はエゴを介して不快になっているので、
エゴが一緒に苦しんでくれる人を探している…という感じでしょうか。
これを良しとしてしまうと、エゴが満足してしまい、エゴとの一体化が進行して、不快や絶望を繰り返します。
周りを巻き込みながら、助けを待つ状態になっているのです。
息子と一緒に練習している事
「相手の気持ちを考えて」というのは無意味という事は、自分以外の人をコントロールすることはできない。ということですね。
なので、自分を助けるのは自分のみです。
相手を変えようとするのではなく、自分を変えていこう。と言われるのはこれが理由だと思っています。
暴言を言う「その子」の中には出演者が3人いると仮定します。
「その子」「エゴ」「奥の自分」
「息子」を暴言を言われた人とします。
息子に言っているつもりの暴言を、息子が何かしらの方法で受け取らなかった場合、その子のエゴはエゴ自身に言っていることになってしまう為、エゴが満足せず、どうすることもできなくなります。
エゴと一体化しているとその子も満足できなくなるため、息子に言っても意味がないという判断を始めるのです。
(この、判断し始めるまでに多少時間はかかりますが、確実に息子から離れていきます。…というか、息子が気にならなくなるのです。)
「受け取れなくなる」には、2つのステップがあります。
ステップ1
自分のエゴを見つけます。これをしないと、ステップ2が難しいです。
「死ねや殺すなど相手の心を傷つける風な事を言ってはいけない」
「相手を不快にさせてはいけない」
「優しく見守らなければならない」
「逆らってはいけない」などなど…社会を生きていくためには必要なエゴが多く見つかると思います。
(これらのエゴを抱えているため、誰かに暴言を言われると不快に感じますし、優しい気持ちでいられない自分を責めたりします。)
これらを捨ててくださいという話ではありません。
取り出すんです。(いつものやつですね)
イメージですと、
小さな小鳥(エゴ)を手にのせて、そっとテーブルの上に置く感じです。
(息子にはぬいぐるみを使って説明しています😄)
「そこにいてね」という感じで、存在を認めてあげます。
「ちょっと待っててね」と。
人生の物語の総監督「奥の自分」の声を聴きます。
「全部オッケー!オッケーだよ!」と親指を立てていますよ!👍
のんきなもんです(笑)
その軽さを感じてください。
奥の自分視点に戻った後、問いかけます。
どう在りたい?
どうしたい?
私の場合は「軽やかに、安堵感」をイメージします。
(息子には「プールでぷかぷか浮いている気分」「温かいお布団で寝ている気分」など、色々な表現で伝えています。皆さんの言葉でオッケーです^^)
すると気づくはずです、エゴが暴言を受け取って不快を感じていただけなのだと。奥の自分はいつでも軽やかです。
エゴを使って一生懸命 物語を面白くするために、演出していたのだと。
暴言を吐いてくる人も、演出家を使用しているだけなのです。
その人の奥の自分は物語を面白くしているだけです。
プッカプカに軽い人たちがエゴを使って言い合いしているだけです。
その言葉に、一喜一憂している事がなんだかおもしろくなってくるはずです。
気を付けて頂きたいのが、どんなに面白くなっても表情管理はしっかり行ってくださいね。
真剣な場面で演技を放棄しては、物語が面白くなりません(笑)
この時点でほとんど相手の言葉が気にならなくなります。
次回はステップ2です!
シンプルな魔法を紹介します🥰
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