昔の人は知っていた。体幹の安定がもたらす生活の安定。
いかがお過ごしでしょうか。
いたわるわたる わたる鍼灸治療院のわたるです。
丹田(たんでん)と言う言葉を聞いたことはありますか?
丹田には上中下と三つあり、
上丹田が眉間、中丹田が胸の中心、下丹田がおへその下にあります。
今回は下丹田のお話しです。
下丹田はおへその下から約指3本分辺りの場所にあり、下腹部に力を入れるよう意識をすると硬くなるので確認できます。
スポーツの世界ではドローインと呼ばれ、一度息を吐きお腹をへこませてから下腹部に力を入れると体幹が安定するので、パフォーマンスの向上につながります。
丹田を意識できるようになると、スポーツのパフォーマンス向上だけではなく、生活の質も向上します。
丹田に力を入れる時、ただ腹筋が緊張しているだけではなく、腹横筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹直筋、横隔膜等様々な聞きなれない筋肉達が働き腹圧(お腹の中の圧力)を高めます。
その結果、腰痛の予防&改善、姿勢の改善、基礎代謝の向上でダイエット効果等の効果があります。
力の入れ方がわからない場合は、仰向けに寝て腰と床の間に手を入れて手を潰すように腰を床に押しつけてみて下さい。
お腹の下に力が入るのがわかると思います。
慣れてくると、立ったまま、座ったままでも常に力を入れていることができるようになります。
座っている時間が長く、姿勢が気になる方も、立ち仕事で腰が痛くなる方もまずは
10秒×10回を1日3セットから始めてみて下さい。
3週間も続ければ、腹筋が鍛えられ変化を感じられるようになるはずです。
僕の見てきた中で1番効果のあった方は、2ヶ月程でベルトの穴が2つ減りました。
腰痛もなくなり、無理なく良い姿勢をキープできて、さらにはお腹も引き締まる。
と、良いことしかないので 是非丹田意識して使えるようになりましょう。
では、またお会いしましょう。