ポジティブにならなきゃいけないと思っていませんか?
「人に会うのが時々億劫になるんです…。常に積極的に人と関わり続けていると、なんだか一人になりたい自分がいてダメだなぁと思うんですよね…。」
そんな風に感じて自分を弱いと思ったり、暗い自分を受け入れたくないような気がしていませんか?
そんなあなたは、もしかしたらポジティブなのは良いことで、ネガティブなのは悪いことだと思っているのかもしれません。
人はポジティブだけになると「大丈夫大丈夫、何とかなるから」と危険予測が甘くなってしまいがち。無防備過ぎて、自分を危険に晒してしまうかもしれません。
反対に、ネガティブなだけでは慎重すぎて物事を楽しめなくなってしまうかもしれません。結局どちらか一方に大きく振れるよりも、バランスが大切のようです。
私は仕事で日中、大勢の人との関わりがあり、話し合ったり、相談したり、感情をぶつけられたりすることもあるので、楽しくもありますが、人との距離感が近くてしんどく感じることもあります。なので、通勤時間はイヤホンを付けて音楽などを聴いたり本を読んだりして、あえて外の世界からの境界線をつくり、自分の世界に入り込むようにしています。
そうやって罪悪感なく境界線が引けるのは、自分を守れる力がついたからだと思います。
もし、ポジティブに行き過ぎたなぁと思ったら、少し一人で本を読んだり、音楽を楽しんだりという時間は、自分を癒したり熟成させる大切な時間なんだと思えるといいですよね。
また休日は存分に一人時間をちんまりと過ごせたら、週明けからは、なにか人と一緒にやってみたり、助け合ってつくりあげたいと望むのは、ごくごく自然な流れなのです。
ポジティブとネガティブが、半々あって丁度いい!!
どちらも自分、それでいいって思えると、気分よく暮らせるのではないでしょうか。