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【生い立ち④】何かズレはじめているけど楽しいからまぁいっか!の中学一年生
皆さん、こんにちは。
渋谷の宮下パークで彼女と一緒に寝っ転がった時に飲んでたペットボトルを横に置いたところ、見知らぬ女性が我がもの顔でいきなり俺のペットボトルを飲み始めて、背筋が凍ってしまったひかるです。(女性自身のものだと勘違いしていたみたいです。)
さて今回は第4話。
「何かズレはじめているけど楽しいからまぁいっか!の中学校生活」ですね。
前回のお話についてはこちらからご覧ください。
入学直後の愉快な仲間たち
そんなこんなで中高一貫校に入学したが、1年生の時のクラスはとんでもなく問題児の集まりだった。
順に紹介しよう。
おしやま、たいわ、GG佐藤、しもざわ、渡辺三人衆(渡辺が3人もおりそれぞれキャラが立っている)、ユージ、まるやま、とんしょ、ナカジー、ひかる、たかてら、女子(固有名詞いうと恨まれそうなのでいいません)
同じ学校の人であれば一目瞭然だと思うが実にクレイジーなクラスである。
実は私のあだ名は「ひかる」ではない。でもあまりにもあだ名が多すぎたので「ひかる」にした。実際のあだ名は以下の通りである。
火星、マーズ、ET、村長、フィリピン、ズマ、ズマ大統領、大統領、ハゲ、暴力団、破壊王、などなど、、、(他にも10個くらいあった気がする。思い出した人連絡お待ちしてます。)
今考えてもなぜ宇宙系の名前や為政者の役職の名前が付けられているのか全くよく分からない。
大体ものやガラス窓を割っていたのが自分とまるやま、しもざわ、たいわ、
あたりだった気がする。
何か問題があったときは大体俺、とんしょ、なかじーが関わっている。
GG佐藤はずる賢いやつで、本当は関わっているのだけど知らないふりをしていつも先生に怒られなかった。
変化球30種類投げられる「おしやま君」
ちなみにおしやまは変なやつだ。
入学早々、軟式野球部に入部すると周りのみんなに「俺は変化球を30種類投げれる」と豪語していた。
あいつはまだ中二にもなっていないのに早速中二病にかかってしまったのだ。
「俺の得意球はシュート系のスライダーだ」
ってしょっちゅう言いふらしていたし、「結局ストレート球じゃねーか」って中1ながら毎回聞いてて呆れていた。
そんなおしやまに悲しい出来事が起きた。
聞いた話だが、軟式野球部の夏の合宿で事件が起きた。
バスから降りる時に野球部のエナメルを綺麗に揃えるらしいのだけど、バスの運転手さんが後方確認を怠ったらしく、おしやまのエナメルバックだけを轢いてしまったらしい。
当然、轢かれた直後のエナメルバックはぺっちゃんこになってしまい、いつも「俺は変化球を30種類投げ、、(以下省略)」を豪語するおしやまの顔から覇気が消えてしまったそうだ。
こればかりは同情する。
皮剥きのたかてら君
たかてらは高田純次みたいなジョークを言いまくっている印象だ。
あるとき家庭科のおばあちゃん先生(通称ヒトミ)が「りんごの皮剥きを◯月◯日の授業でやります。」と告知した。
すると、たかてらが「えっ?ち◯この皮剥きをいつやるんですか?」とデカい声で言いやがった。
(あいつ絶対職員室に呼び出しくらうな)
と思っていたらヒトミ先生が
「◯月◯日にやるって言ってるでしょ!」って激昂した。
(そういえば耳が遠いから聞こえないんだった、、、)
その瞬間教室は大爆笑。
男子は「うぉー!!!」って盛り上がった。
女子は恥ずかしそうに下を見る。
本当に馬鹿な集まりである。
知らない人に喧嘩を売る僕ら
もう一つエピソードを紹介したい。
僕らはよく地元の中3、高校生に喧嘩を売っていた。
売ってたといっても買われたら一斉に逃げるタイプのチキンの集まりだった。(要するに煽ることに楽しんでいた)
クラスがあった校舎の廊下から公園が見え、その公園には昔の電車が置かれていたのだが、よく地元のワルが電車の屋根に登っていた。
それをみて中坊の俺ら(15人くらい)が「いけないんだー」、「警察に通報しちゃおうかなー」って煽るのである。
当然相手はブチギレ。
校門の前で待機したり、ある時は鉄パイプを持って公園に現れ、公園から廊下にいる俺らを睨むようになった。
それをみて、さらに煽るのである。(ブレイキングダウンみたいだ)
だけど俺らは平和主義者の集まり。絶対に喧嘩はしないように逃げ道を確保してから、喧嘩を売っていた。
そんなこともあって、中1時代の学校は楽しかった。
一方でズレ始めた家の中
一方でそんなことばっかしていたから学力は急速に落ちた。それがズレの始まりであった。
入学直後のテストでは学年全体の上位4分の1には入っていた気がするが、1学期の期末には下から15番目くらいになった。
当然だ
中学受験の時に入学したら勉強しなくてもいいって言われたのだから勉強しなかった。
本当にその言葉を信じている当時の自分がいた。
当然親は呼び出しをくらい、診療を休まざるを得ない。
そして自分に対して手と足が出るようになった。
まずは勉強しなさいと言われ、再び「机に向かって勉強するふり」が始まった。同時に親からの圧力が強くなった。
当然その状態で勉強に集中できる訳が無い。
さらに成績が下がる。
呼び出しを喰らう。
手を出してくる。
勉強しない。
家で自分を表現できない。
学校で表現する(暴れる、問題児になる)
呼び出し喰らう。
まさに負の連鎖である。
それでも良かった。
家ではズレ始めていたけど、学校では楽しかったから良かった。
そんな感じの状態が中学3年まで続いた。
だが中学3年の時に学校に敵が現れた。
担任のやすかわ先生。
中学3年生になると「vsやすかわ」に燃える自分がいた。
次回!
「僕とやすかわ先生の365日戦争!」
お楽しみに!
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