伝説のコンサルタント 一倉定に学ぶ顧客視点経営
一倉定という伝説の社長専門のコンサルタントがいました。自身は、サラリーマン時代に4度の倒産経験をしており、その苦労から資金がショートした時に会社は潰れるということを痛感していたそうです。
このようにも言っています。「環境のせい、部下のせいにするな。経営とは、事業を存続のための戦い、学問でもロジックない。良い会社、悪い会社などなく、良い社長か、悪い社長かだけだ」と。
一倉定語録の中に「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である」というものがあり、いかなることがあっても社長の責任であるということだと思います。
どんな会社でも再建すると言われた伝説のコンサルタントでもサジを投げる社長とは、第一に「数字を見ない社長」。第二に「お客様のところに行かない社長」、第三に「社員の批判ばかりする社長」とのことです。ドキッとする社長またはトップもいるのではないでしょうか。
また、経営とは内部ではなく、外部を見て仕事をしなくてはならない。つまり、社内のこと、社員をどうするかばかりを気にする前に、顧客を見て仕事をしなさいと。そもそも顧客に受け入れられずして、売上も利益もなく事業継続はないということです。
鶏たまごの側面はありますが、顧客にとってどうなのか。リーグならばファンにとってどうあるべきか、向き合うクラブにとってどうあるべきか、この視点を第一に運営されていくようにしていかなくてはなりません。
クラブならば、顧客一択ですね。数値、顧客視点、自責、このあたりが鍵かも、頑張りましょう。
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