感情が動くから感動する、感動するから人は動く。手間暇かけて、本音をぶつけ合いながら未来を創造していきましょう。
どうしても論理的とか効率的ということをビジネス上は意識しがちになります。もちろん、間違いではなく大切な事なのですが、そこばかりが強くなることを懸念するタイプです。正しいようなことを正しくまとめたところでうまくいくかわかりませんし、もっともらしいものほど怪しいと思うくらいです。
日常の業務などにおいては、まだ当てはまると思いますが、未来を創造する経営判断の必要なものは答えなどわかるはずもないものばかりです。今あるレールに乗って走るのは容易いですが、変える、改革するというのはそういう世界にいるということです。
しかし、個人的にはワクワクする仕事はここにあります。誰も解を持たないことをみんなで知恵を絞り、アイデアを出し合い、理念に照らし合わせて、太い幹から枝葉へと創造していくのは楽しいものです。
B.LEAGUEはB1-3まで54 クラブあります。地域性、クラブの歴史、経営規模、オーナーの体力、人口、メディア…。経営者の思想も哲学も価値観も異なる中でひとつの方向に導くことはなかなかタフなことです。
しかし、B.LEAGUEだけではなく、バスケ界の発展に寄与する、「バスケで日本を元気に」、「ココロたぎる」、地域の社会課題解決・地方創生、クラブの事業成長に資する、日本代表の強化に繋がる、社会に必要とされるリーグという太い軸とキーワードをもっているのでブレずに進めることが出来ています。
論理的、効率的に依存することなく、素晴らしい仲間たちとワクワクするような未来を描き、あとは結果で証明するという意志で進めていきます。昨日も臨時の実行委員会を開催して、将来構想について議論をさせていただきました。様々なご意見をいただきました。実行委員の皆様、軸はブラさず、枝葉は柔軟にと考えておりますので何卒、よろしくお願いします。(業務連絡)
人は感情の生き物と言われます。感情が動くから感動する、感動するから人は動く。東横インの黒田社長が言っておられました。まさにそう思います。将来構想の大きな方向性、事業や競技の各論、新B1、2、3の事業構造の策定などいよいよ大詰めです。関係者の皆さんとワクワクしながら未来を創造していきたいと思います。