選手会の皆さんとミーティング。将来構想が何を目指しているのか、各種決め事の背景など説明責任を果たし、意見も聴きながらより良いB.LEAGUEの未来を作っていければと思っています。
昨日は、2026年将来構想について選手会の皆さんと詳細説明、議論の場を持ちました。あらためてB.LEAGUEの将来構想の意義、この数年の議論の変遷、様々な議論を経てこうしていきたいというリーグのスタンスを説明させていただきました。ここ数ヶ月で超各論はさておき各論レベルはクラブ代表者と決めていくつもりです。
その前に選手会の皆さんの本音を聴くことで今考えている方向性においてチューニングすべきかの判断、クラブ代表者との会議時に総合判断するための貴重なご意見をいただくことができました。
リーグは、日本代表強化、クラブ経営・事業成長、社会性のあるリーグにしていくというものを掲げてクラブ代表者の合意もいただいています。バスケで日本を元気に、クラブとアリーナを通した地域活性化に貢献する、バスケをもっとメジャーにしていきたい。ファン、選手、スタッフ、パートナー、オーナー、地域社会、メディア…数あるB.LEAGUEを支えるステークホルダー全体にとって本質的な価値あるリーグになっていくことが重要だということを伝えています。
そのためにどのような制度設計がベストなのか。検討している内容は、オンザコートルール、サラリーについて、試合数、日本代表強化という観点でのリーグ戦中の協力のあり方、ドラフト、ファン視点・選手のコンディション視点での試合開催曜日をどうするか、B2の盛り上げ施策、育成への貢献へのインセンティブ、強化観点でシーズン中、B1と2でクラブ間の選手の流動性を高められないか、リーグの投資範囲をB1とB2とB3でどうするのか、配分金、賞金…他にもたくさんありますが。とにかく広範囲であります。
トライアンドエラーを繰り返しながら時間をかけてベストなものを作っていくことになると思いますが、2026年からのベストは何かを決めにいきます。
あらゆる立場によって見方、考え方が異なります。各位の異なる意見を集約して総合的な決断を下すことになります。希望に添えないことも多々あると思いますが、出来る限り選手会含め関係各所と丁寧に向き合い、決めていくつもりです。
大切なことは、コミニケーション。様々な意見がありますので全てにおいて満足のいくものではないかもしれませんが、情報公開、議論の過程を示す事で納得感には最低限辿り着けるよう最善を尽くすことは、リーグの責務だと考えています。ファンの皆さまにもシーズンが終了して、6.7月頃には現時点で決まったことをお伝えいたします。