【朝礼 5/7】今の状況を理解して、自信と感謝をもって
今朝の朝礼では、レギュラーシーズも終了したタイミングでしたので、数字で振り返りながらBリーグの現在地を確認しました。
B1、B2のレギュラーシーズン総入場者数は、4,291,816人。各シーズンは、3,055,443。昨シーズンのポストシーズンの総入場者数が、172,116人でしたので最終的な総入場者数は、3,227,559人。今シーズン予測ですが、仮に昨年のポストシーズンと同じ数字を置いたとして、4,463,932人。前年対比1,236,373人増、138%となります。
平均入場者数4,000人を超えたクラブは、昨シーズン5つしかありませんでしたが、今シーズンは、なんと22クラブと大幅増となりました。
前述したBリーグの集計には、B3は法人格が異なりますので加算していませんが、レギュラーシーズンの総入場者数602,586人、ポストシーズンの総入場者数31,398人、シーズン総入場者数633,984人となりました。
B3は、2026年 B.革新のタイミングでBリーグと統合することが決まっています。その時点でどこまで伸びるか楽しみですが、現時点で合算すると5,097,916人。ついに、500万人を突破出来そうです。
ちなみに、Bリーグが開幕した2016年は、総入場者数が2,243,332人、翌年が2,538,032人、コロナ前の2018年が、2,593,000人と微増でした。その後は、コロナで低迷しての昨シーズンになります。つまり、開幕して8年で入場者数が倍増したということになります。
リーグの事業規模は、2016年 46億円、2017年 48億円、2018年 49億円、2019年 46億円、2020年 67億円、2021年 72億円、2022年75億円、2023年76億円、2024年は、85億円を見込んでいます。リーグも倍まではいきませんが、大きく伸ばしています。
クラブの総売上は、2016年 150億円、2017年 195億円、2018年 221億円、2019年 224億円、2020年 242億円、2021年 300億円、2022年 415億円、2023年 450億円は超えてくるのではないかと予想しています。クラブの規模は開幕して、8年で3倍になっています。
夢のアリーナも開幕時は、ゼロでしたが、現在は3施設が稼働しており、今後続々誕生します。対外発表しているもので11。まだまだ増える見込みですし、改築して生まれ変わるアリーナも加えると2028年まで23.4まで増加すると思います。
2026年のB革新、Bリーグ選手のレベルアップ、日本代表が結果を出したり、未来に向けて子供、グローバル、ダイバーシティーを強化宣言、メディア露出増、社会的プレゼンスの向上など、誰がこんなことを予想できたでしょうか。「やれば出来る!こんなに伸びているスポーツ業界は他にないのではないか。」現在、策定している中期経営計画をもって更なる発展を目指して、自身もって頑張っていきましょうと伝えています。
しかしながら、私がこの業界に関わり始めた13年前という、少し前でもバスケ界は難しい時代でした。ほんの少し前のことです。そんな中でもリーグのみんなはもちろんのこと、クラブ、バスケの現場で厳しい時代からこの業界を良くしていこうと奮闘してきた人たちがいたからであり、過去についても少しお話をさせていただきました。
リーグスタッフもこの数年で倍増して100人を超えています。良い時代だけを知っている人、厳しい時代をよく知る人が混合していますが、当然のことながら前者のスタッフが増えています。今の状態が当たり前ではなく、大変な時代があったこと、そんな中で努力していた人達いたことを知ってもらい、理解して、リスペクトが進むように語り続けていくことが大切かなと思っています。
今回は数字を並べています。業界関係者の皆さまにこの現実をあらためて知っていただくことで、自信をもって仕事をしてほしいと願っています。また、日頃の尽力に感謝です。
釈迦に説法ですが、お支え頂いているファン・ブースター、パートナー、自治体、メディア、Bリーグに関わる全ての皆さまに心から感謝しています。ここまで成長させて頂いているのも、皆さまのおかげですと、Bリーグ関係者が感謝する機会になれば嬉しいです。
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