ノスタルジア・コンサート
関西歌劇団のノスタルジアコンサートは、いつもながら、優しい調べの選曲、今回は春の卒業式のシーズンのこともあって、別れや旅立ちの卒業式ソングも盛り込まれていました。
谷浩一郎さんと辻村明香さんの司会は、今回も面白く、上手かったです。今回の選曲のなかでは、松田聖子さんの「赤いスイートピー」を女性ボーカルで、「オー・ソレ・ミオ」をイタリア語で男性ボーカルで歌われたのが特に良かったです。
自己紹介も面白く、親しみを持てました。女性は「生まれ変わったら」というお題です。滝沢さんが「たんぽぽ」と言ったのには意表をついて、びっくりでした。男性には「思い出の食事」というお題で、自己紹介でした。8人のメンバーの中、「彼女の食事、かに道楽、どん兵衛、カレーライス、樺太イワナ」での思い出もよかったですが、やはり、留学時の思い出の食事をあげられた3人のメンバーは、印象深かったです。
谷浩一郎さんは、ドイツ留学時のホワイトアスパラガスを。日本と違って、太く、ソースも美味しいそうです。ドイツの春の風物詩で今からが旬とのこと。(画像はmi-journeyさんより)
伊藤友祐さんのイタリア留学のモツパニーノ。体格の良い伊藤さんが説明すると、コレステロール高そうだけど、美味しそうでした。(画像ははてなブログ・Zの迷宮さんより)
富田敦史さんはハンガリー留学時のグラーシャ(グヤ―シュ)。辻仁成さんも絶賛されていたこともあり、暖かく美味しそうです。(画像はmeiji-journey・jpさんより)
楽しい自己紹介や音楽・楽曲紹介もあって、あっというまの時間でした。アンコールでは、今年2月26日にご逝去された、非破壊検査社主の山口多賀司氏を偲んで、谷浩一郎さんから追悼があり、氏が好きだった「名月赤城山」が合唱されました。天国で喜ばれているのではないでしょうか。みなさん、間奏の間、目を瞑ったり、神妙な表情であり、熱唱というにふさわしかったです。春の夜、異空間に誘ってくれて、ノスタルジックな雰囲気に浸りながら、楽しい話術もあり、追悼もありと盛沢山のコンサートでした。
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