Z世代は外飲み派が多数でチューハイが好き!(MROC自主調査)
みなさんこんにちは、10INC.の今山です。
私の少し上の世代は、これまでとは異なった感性や価値観を持つがゆえに若い頃には新人類と呼ばれていましたが、最近の20代、Z世代はお酒とどのように付き合っているのか・・・
今回は、「Z世代のお酒事情」についての調査結果をご紹介いたします。
Z世代はお酒が好き?好きではない?
お酒好きの人は54人中6割の32人で、お酒が好きではない人は4割の22人でした。
「お酒に弱く好きではない人」は12人、「お酒に強いあるいは普通だけれどもお酒が好きではない人」は10人。
お酒を好きではない人の4割半が、お酒が飲めるにも関わらず好きではないと回答していることに、ちょっとした驚きを感じます。
Z世代のお酒を飲む頻度は?
54人中43人が月1回以上、そのうち24人が「週1回以上お酒を飲む」と回答、8割が月1回以上、4割半が週1回以上お酒を飲んでいます。月1回未満は6人、全く飲まない人は5人でした。
若者のアルコール離れが進んでいる、と言われていますが、人数ベースでの飲酒割合が大きく減っているわけではなく、お酒を飲む頻度が上の世代よりも低く、結果として飲酒量が少なくなっているのではないでしょうか。
ビールよりもチューハイが好き
Z世代が普段に飲むお酒の上位は、チューハイ41人、ビール、果実酒それぞれ25人でした。
チューハイを飲む人数がビールの飲む人数を大きく上回っており、まずはビールで乾杯、という時代は過ぎ去ったことを裏付ける結果となりました。
外飲み派が多数
お酒を飲む49人のうち、「外でしか飲まない」は12人、「外で飲むことが多い」は20名で、計32人が外飲み派。「家でしか飲まない」は1人、「家で飲むことが多い」は9人で、計10人名が家飲み派、家でも外でも同じくらいが7人でした。
高アルコール度数のチューハイやビールは好まれない
お酒を飲むZ世代49名の8割以上が普段に飲んでいるチューハイ、ビールなどについて、平均的なアルコール度数のものを選んでいるのは22人、低アルコール度数のものを選んでいるのは16名でした。
選択肢としていた「高アルコール度数のものを選んでいる」を選んだ回答者はおらず、Z世代はストロング系アルコール飲料を避けていることが明らかになりました。
お酒好きのZ世代にとって「お酒」とは?
お酒が好きなZ世代は、“癒し” “リラックス” “ストレス発散”のため、あるいは友人や異なる世代との“コミュニケーションツール”としてお酒を楽しんでいます。
お酒好きではないZ世代にとって「お酒」とは?
体質的にお酒を受け付けない人もいますが、お酒が好きではないZ世代は、 会社の飲み会など“付き合い”でお酒を飲む人が多いようです。
まとめ
今回の調査ではZ世代の8割が月1回以上、4割半が週1回以上お酒を飲んでいて、お酒を飲む49人のうち、外飲み派は6割半、家飲み派は2割、家でも外でも同じくらいが1割半でした。
普段に飲むお酒のTOPはビール21人を上回るチューハイ41人で、まずはビールで乾杯、という時代は過ぎ去ったことを裏付ける結果となりました。
また、チューハイなどで「高アルコール度数のものを選んでいる」との回答はなく、Z世代のストロング系アルコール飲料を避ける姿が鮮明に表れています。
6割のお酒好きのZ世代と“コミュニケーションツール”としてお酒を酌み交わすか、残り4割のお酒を好きではないZ世代と“付き合い”でお酒を飲むことになるのか……
そんなことを考えても仕方ないのかもしれませんね!
次回の記事もお楽しみに!
【調査概要】
実査機関:自主調査(10INC.)
調査手法:オンラインコミュニティ調査(MROC)
対象地域:一都三県
調査期間:2024年5月15日(水) ~ 2024年5月21日(火)
調査対象者: 20歳~27歳のZ世代・54人(男性26人:女性28人)
※本調査結果を転載される場合は、「10Inc調べ- https://10inc.co.jp/」と併記をお願いいたします。