分かち合える大切さ
自分は、女同士で付き合っている、いわゆるレズビアンだ。
先日、出掛けた先で女同士でしか分かち合えない生理中の悲しさを体験したので書いておこう。
生理予定日に、彼女と駅ビルでフラフラとショッピングをしていた。
お腹も空いたのでお店に入って座った瞬間に
「!!!」
急に出るアレ。
ここも女性にしか解らないポイント。笑
トイレ行ってくる!と彼女に伝えてトイレへ。
1日目で量が多いから、多い日用のタンポンを持ってきていたので装着。
したのに、、、
慌てたのか、量が多かったのか、アプリケーターだけ抜いたつもりが、まるごと抜けてタンポンを1本ムダにしたのです。。。
残りわずかな多い日用だったのに!とやり切れない悲しみを抱き彼女の待つ席に到着。
今さっき起こった話をする。
彼女は「大変だったね…」と全てわかった上で言ってくれた。
ここで思ったのが、もしこれが男性相手だったら、この事件の悲しみ、伝えた内容をタイミング含めて受け止められるんだろうかと思った。
まず食事の前に生理の話なんて聞きたくないと思う。ただお腹痛いとかの話ではない。
量が多く、タンポンが血まみれで出てくるところを想像して
なんて言えない。
これが同じ女相手でタンポン利用者だと、詳しく話さなくとも伝わるし気持ち悪いとも思わないで聞いてくれる。
(さすがに付き合ったばかりの彼女では言えないかもしれないけど、うちらは5年の付き合いなのでそこは置いておく。)
そして無駄にしたタンポンの勿体なさ。
これも買って金額を知っていないと、「大変だったね、最悪だね」
と心からは言えないと思う。
タンポンは32個入りで安くて700円前後。多い日用だけの使用で人によるけど自分は生理10回くらい使える。
でもよ、普通の日用もいるんや。おりものシートとか、生理用洗剤とか。
たかがタンポン1本とか、当事者なら思わないけど、そうでない人はどうなのかなぁって。
お金持ちは別ですけど。
解ってくれる、くれないではなくて、
こんな最悪なことがあったんだよ
って直ぐに伝えられる関係の楽さを実感したレズビアンカップルの一コマでした。
現場からは以上です。