直枝政広(カーネーション)の84年、94年、04年、14年、そして…4年代4名曲

どこでの発言かどうしても思い出せない、夢かもしれないが、カーネーションのボーカル・ギター直枝政広氏が、「xxx4年にキャリアを代表する曲が生まれる」旨の発言をしていた記憶がある。
そこで挙げられていた各曲について書いてみる。

1984年、夜の煙突
セッションやアドリブでも盛り上がるし、弾き語りでも雰囲気出るし、という立ち回りの良さも備えた名曲。コピーしたくなるベースリフ、ギターリフ。この音源はトリプルドラムス。

森高千里のカバーで一気に火がついた。こんな漫画もあり。

https://mag.mysound.jp/post/377

1994年、EDO RIVER
今年8月で発売30周年。当時FMを席巻。ボサノバパターンの展開形。ほぼDm9-Cmaj9の繰り返し!ピアノリフとオルガンの絡みに耳が行くが、ベースラインも出色。
90年代のコロムビア期メンバーによる演奏、2017年に目撃して嬉しかった思い出。

(この間も黄金期メンバーでのメジャー時代で代表曲多いのだけど)

2004年、ANGEL
ギタリストとキーボーディストが抜け今までと同じサウンドを望めない中で書かれた名曲。サポートも入れず機材も新調して、といういきさつを辿ると味わい深い。トリオ演奏の完成形のひとつ。美しいメロディー、そして”ベタっとしたストロークもの”でもこんなに間が持つのだと。Amaj7とA#m7b5、親指の半音の動き。

(本人は明言してないが、確実に当てはまる曲)
2014年、いつかここで会いましょう
EDO RIVERのコード進行の発展形でまた名曲が。ライブのハイライトのひとつになる時もある。還暦近くでこんな名曲を生み出す力。川本真琴のコーラスの美しさ。

そして2024年、果たして何か生まれたのかどうなのか、それはまだわからないが楽しみ。(去年新作出したばかりだが…)

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