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社会に出ると何が変わるのか?

こんにちは。


桜が咲いたと思ったら、もう散りはじめ、四月がだんだんと近づいてきました。この春から新入社員として働く人も多いんじゃないかと思います。「ついに四月から怒涛の社会人生活が始まる…」と戦々恐々としている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、恐れることなかれ。社会に出ることは不幸への入り口などではありません。むしろ自由を得るためのきっかけをつかむことができます。ただ、社会に出ることのメリットを感じることができるかどうかは、本人のマインドセット次第となるのです。

若い世代に社会に出ることがどういうことかをしっかり伝えることができるようにまとめておこうと思います。



社会に出て働くことから免れることはできない


国民の三大義務の中に勤労があるように、ほとんどの人は社会に出て働くことになります。働かないと生きるためのお金も稼げないので、働かずに生活を送ることは基本、無理です。しかし、嫌々働くことになってもただただストレスが溜まるだけで、モチベーションは上がらないし、集中もできず成果も出なければ成長もできません。逆に目的を持ってモチベーションを高く保てれば成果も出ますし成長することもできます。どうせ働くなら前向きに働くに越したことはないと思います。

しかし多くの若者は社会に出ることを恐れています。なぜそんなに社会を恐れるのか?

それは人間というものは環境の変化に対してストレスを感じるようにできているからです。これは狩猟時代から人間の脳に染みついている本能とも言えるものです。



社会に出ると立場・環境・求められるものが変わる


学生が社会に出ることで立場と環境と周囲から求められるものが変わります。

学生から社会人になるにあたって大きく変わる点として「お金を払って勉強する」のか「お金をもらって勉強する」のかの違いがあります。前者はお金を出してサービスを受けているという形に近いので、言うなれば顧客、お客様です。しかし社会に出ると給料をもらいつつ学ばせてもらうという立場になるので、社会に出る前と後では自分の立場が180度変わってしまいます。

しかし、このように環境が変わることで、難しい仕事を任されたり、責任を負わされたり、様々な人間関係に直面したりすることもあります。周囲は大人だからといってみんながフラットに物事を見てくれるわけではありません。タチの悪い人や老害と呼ばれる人たちも多く存在します。



社会に出る上でのデメリットをメリットに変える必要がある


難しい仕事を任されたり、責任を負わされたり、様々な人間関係に直面したりすることは一見するとデメリットのように見えます。確かに、何も考えずにいると、ただただストレスを受けるだけの環境になってしまいかねません。社会は生半可な環境ではないため、人によっては苦痛を感じてしまう困難な状況となってしまいます。

しかし、これらのデメリットは裏返すとメリットにもなります。

難しい仕事は自身のスキルアップのチャンスであり、責任を負わされるということは信頼を勝ち取るチャンスです。人間関係に直面することで、コミュニケーション力を磨きつつマネジメントを学ぶことができます。対人能力はプライベートでも役に立ちます。

そして、忘れてはならないのが成長には痛みがつきものだということです。

肉体的に成長する場合にも背が伸びる時には成長痛が伴いますし、単調でつまらなく、時にはつらい練習を繰り返さないと字は上手くならないし泳ぎも上手くならないし足も速くなりません。

なにより、社会という実践を通して経験し学ぶことで、机上では学ぶことができない経験学習を促進させることができます。人のほとんどの成長は仕事の中の経験から学ぶことがほとんどで、どれだけインプットを行ったとしても実践学習の場における成長にはかないません。

つまり、困難があるということはその分多くの学びがあるということに言い換えることができます。



困難な状況を成長に変えていくためには


多くの学びがあると言っても困難な状況に変わりはありません。何も考えずに社会に出ても5月あたりになにかしらの精神的な病にかかってしまうかもしれません。

困難に打ち勝って成長するためには正しい努力を行うことが必要です。

正しい努力を行うためには学び続けることが必要です。

学び続けるためにはマインドセットが重要です。

社会に出るということを前向きにとらえ、自己成長のために学ぶ姿勢を本人が持てるかどうかが非常に重要になってきます。結局のところ本人次第となってしまうわけです。

マインドセットに関してはぜひこちらを読んでおいて欲しいところです。


本人が成長は必要ないと判断してしまえばそれまで、経験を成長に変えることはできません。しかし、学ばずに歳をとることは非常に生きづらくなってしまいます。なぜならば、歳をとるごとに自然と対処すべき問題の難易度は上がっていくからです。周囲が自分にとって難しい問題だらけになってしまうと、対処するのが精一杯で、学びなんて考える暇もありません。

また、歳をとってから学ぶとなると学ぶべきことが多すぎて何から学べばよいか分からなくなります。若いうちに学びを始めることで、何を学べばいいかも絞れますし、スタートが早い分、勉強できる時間も豊富に確保できます。


ぜひ、社会に出ることを前向きにとらえて、どうせなら楽しく過ごせるようにマインドセットを変えてみてください。早めにスタートを切っておけばその分周りとも差をつけることができます。

恐れずに飛び込んで見れば思ったよりも怖くないかもしれませんよ?



それでは、今回はこの辺で。

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