【読書感想】リセットして自律神経を整える
私は昔から切り替えが苦手でついつい引きずってしまうことが多い。
そんな時に出会い、タイトルに興味を惹かれた。加えて私の中での悩み、課題でもあり、自律神経の整え方、メカニズムも記載してあり、今の自分に必要であった。
この数年体調が悪いことも多く、原因の一つに自律神経の乱れだと分かってきた。
99のリセットする項目、全8章の構成で成り立っている。
以下ネタバレになる。
私が特に気になったのは以下の3つである。
①「先延ばしマインド」をやめる
これはこの数年の流行り病の影響で
ついつい収束したら…になりがちになってしまっていた。
動かないと動けなくなる。
まさにその通りで、気力さえもどんどん削がれていったこの数年だった。
私の場合は流行り病と言うよりかはメンタル疾患の影響も強かったが。
それでも何かしら理由をつけて動かなかったことは紛れもなく事実だ。
小さな行動、出来ることをしていきたい。
今までは「静」がメインだったので「動」を意識してみる。
②「何もする気がしない人」はとにかく立ち上がる
ついついボーっとしてしまうことが多く、無気力状態でもあった。ボーっとが悪いことでもないが、ボーっとしすぎると血流が悪くなり体にはよくないことに衝撃を受けた。
確かに振り返るとただ座って動かないのは肩が凝ったり、血の巡りが悪い感じはあった。
気が休まらないのも頷ける。ずっとボーっとするならしっかり寝て休んだ方がいい。
立ち上がって動くは確かに理にかなっている。
③寝る前に3分「呼吸の時間」をつくる
呼吸の大切はこの数年でひしひしと実感している。
自律神経の乱れは呼吸の乱れと言っても過言ではない。
メンタルがシンドい時の9割以上は大体呼吸が浅くなっている傾向に私はあった。
逆に呼吸が落ち着けば自律神経も整い、気持ちも安定してくる。
呼吸はしないと生きていけない当たり前の存在だが、意識してやると全然違うことが分かる。吸うより、吐くを重点的に心がけたい。
寝る前にやると気持ちも落ち着き、良い睡眠にも作用するだろう。
リセットの習慣に書かれていることはどれも難しくなく、すぐに実行出来るのも強みだ。
少しずつ出来ることを実践して、心穏やかに丁寧な日々を過ごしていきたい。自律神経を整えていく。
知ったその日から何かが少しだけども変えていけるーーーそんな素晴らしい本を送り出して下さり、ありがとうございますと切に言いたい。