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詩歌

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詩、都々逸、短歌など。 意味のない呟き含む。
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2023年9月の記事一覧

詩「はにいちゅろす」

 はにいちゅろす はにいちゅろす
 なんだか かわいい おなまえね

 おかしのなまえ らしい のだけど
 あたしは いちども 
 たべたこと みたこと ぜんぜん ないの

 はにいちゅろす はにいちゅろす  
 めいどさん みたいな えぷろんを きて
 ねずみさん たちが もってきてくれるのよ

 しろい おさらに のった はにいちゅろす
 きんいろの とろとろとした はちみつ かけて 
 おく

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許さない
あなたの熱を
上げるのは
私一人で
充分でしょう

詩(タイトル未定/やり場のない感情についての詩?)

 私の身体は アイアンメイデン
 胃の辺りにいる ちいさな私が
 さんかくずわり

 もやもや いらいら しくしく だらだら

 お腹の真ん中 奥深く
 おもたくなったり ちくちく したり
 
 ときたま すかすか あばらのゆりかご で
 雨を 浴びてる
 すきま風 浴びてる
 何にもなくて 凍えてる

 私の身体は アイアンメイデン

 やり場のない感情が 自分を刺してく