詩「はにいちゅろす」
はにいちゅろす はにいちゅろす
なんだか かわいい おなまえね
おかしのなまえ らしい のだけど
あたしは いちども
たべたこと みたこと ぜんぜん ないの
はにいちゅろす はにいちゅろす
めいどさん みたいな えぷろんを きて
ねずみさん たちが もってきてくれるのよ
しろい おさらに のった はにいちゅろす
きんいろの とろとろとした はちみつ かけて
おくちの まわりが べたべたに なるの
きっと そうなの きっと そう
はにいちゅろす はにいちゅろす
おかあさんが かってきた
はにいちゅろす はにいちゅろす
たのしみ だった
はにいちゅろす
おかあさんが ふくろを
がさごそ がさごそ
どきどき わくわく
あまい においが すこし する
どきどき わくわく
ふくろから だされた
はにいちゅろす
…… あれ?