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「ツインの彼が…」ツインレイかどうかになぜこだわる?

ずっと悶々としていたけれど、そろそろここらで書こうと思う。
統合後、もはやツインレイと名乗ることさえ違和感を持ち始めた私。
ここまで進んでくると、確実に自分の片割れ以外の何者でもないことは明確ではあるんだけど。
だけど、ツインレイと名乗ることに羞恥心さえ持ち始めて。
このモヤモヤは何だろう?とずっと考えてきて…

ご相談を受ける際に、なぜか冒頭で「ツインの彼が…」から始まることがとても多くて。
もちろんツインレイかどうかなんてものは、他人の判定するものでもなければ、占い師が判定するものでもなく、本人にしかわからない。
それは事実。
だけれど、わざわざ冒頭に「ツインの彼が…」とつける必要があるんだろうか?と。
あまりに世の中にツインレイ情報が出回りすぎてしまった弊害。

本物のツインレイであるならば、いつかは統合するとか。本物のツインレイであるならば絶対離れないとか。
そんな情報が、恋愛依存の女性たちの逃げ文句としてツインレイという言葉がどんどん広まりすぎてしまった。
不倫とか、不倫じゃなくても…障害の多い苦しい恋愛。
相手が向き合ってくれない苦しさを、
ツインレイという概念にあてはめて。
私たちはツインだから離れることはないと思いたい。今向き合ってもらえないのはツインだから、
サイレントだから仕方ない。

でも…それじゃあ永遠とそこから一生抜け出せない。
だって本物のツインレイであるならば、それは
相手=自分でしかないのだから、
いくら相手を追いかけても何も進まないどころか拗らせていく。
そして、本物の片割れに出会ってもそれにさえ気づけない。
それほどに偽ツインってものは、強烈に執着するから。

「ツインの彼が…」が口癖であるならば、よく考えてみた方がいい。
どうして彼がツインである必要があるのか?
それは…執着や依存から彼を「ツインレイであってほしい」から、ツインレイということにしておきたいのではないか???

厳しいことを書いていると思う。
けれど、それは過去の私でもあるから。
私の体験も載せておこう。
今の私の片割れと出会うずっと前…
2013年春に出会った偽ツイン(偽って言い方もどうかと思うけどね…結果的にこの人がいたおかげで、本物の片割れに出会うように導いてくれた人でもあるし。)
と出会った。
当時独身の相手と既婚者の私。
こんなに合う人っていないと思った。
運命だと思った。王道の出会ってすぐに相手からの猛アプローチからの〜突然のサイレント。
そこから長〜いことサイレントを繰り返し。
2013年ていうとまだツインレイという言葉さえほとんど世には情報がなかった頃。
その代わりにツインソウルという言葉として広まりつつある頃だった。
そんな情報に縋り付くように、自分とその彼は運命だと思ったからこそ、運命の人なんだと思いたかった。
だけど…どこまで行ってもエゴとエゴのぶつけ合い。苦しみから解放されることはなかった。
2020年秋、風の時代の直前に今の片割れに出会ったにも関わらず、私はまだ前の偽ツインとの関係に執着が続いていたために、
相手は先に気づいて近づいてくれても
こちらは気づくことができなかった。
私は偽ツインしか見てなかったから。

思い込みというのは恐ろしいもので。
今の片割れと出会って、明らかに偽ツインの時にはなかったような説明のつかない不思議なことが起きまくってたのに…それにすら気づけなかった。
なんなら片割れとサイレントに入ってもぜんっぜん気づかなくて。
よく聞く話だと、私が偽ツインと出会った時にツインソウル情報に辿り着いた時と同じパターンで、
ツインレイ情報が入ってきたから
今の相手がツインレイだと思ったという方が多い。
けれど、一度もう経験してきてる私はそんなネット上での情報にも興味もなかった。
だから明らかに今の片割れに不思議なことが起きていても、それについて調べようとも思わなかった。
結局私が、こっちの人が本物の片割れだと気づくことになったのは出会いから2年半も過ぎたサイレント期間中。
ハイヤーから「ツインレイ」と囁かれた時に、やっとハッとした。

けれどこれも、あくまで私の経験でしかない。
ハイヤーからのメッセージだって私にしかキャッチできていないのだから、他人からしたら
そんなの妄想かもしれないわけで。
覚醒が進んでいけば、相手が本物のツインレイかどうか?なんてわかるようになっている。
だからツインレイなら離れることはないから、自分に集中して!という情報なんだが、
それを執着の材料にする方が多過ぎて…
そろそろこれはまずいんじゃないか?…と。
ならば私も「ツインレイ」という言葉を使うことをやめることも考えたが…、
でも本当に自己受容、自分軸、女性性開花の必要な人って…それこそ自称ツインレイ…
「ツインの彼が…」とおっしゃるような人こそが
目を醒ます必要があるわけで。
そうなると本当に必要な方に届けるためには、
どうしてもツインレイという言葉を使わないことには届かない。これがジレンマでもある。

もちろん私も人間である限り、エゴが0ではないし、偉そうに言えるような立場の人間でもない。
今でも片割れをみてると、やっぱりこの人って
自分でしかないなぁって…ツインって面白いなぁって思うしツインレイって言葉も使う。
でも偽ツインの頃のような逃げ言葉で使ってはいない。
でも五次元にきて、「自分らしい生き方とは?」を毎日考え、常に内観が習慣になって、日々穏やかに生きている今の私にとっては
片割れが今更ツインレイだったかどうかさえどうでもいい。
例えばもし今の片割れと言ってる人がツインレイじゃなかった…なーんてことがありえたとしても
そんなことで嫌いになることもなければ、
他にまた探そうなんて思いも1mmもない。
私をここまで成長させてくれて(もちろん物理的には相手は何にもしてくれない。あくまで潜在意識での繋がりとエネルギー的な意味でのサポートであり、1番助けてほしい時に片割れというのは助けてくれないものだから。)
年単位の苦しみ地獄から抜け出してきた先でも、
何もかもを手放すことにはなったけれど、
それに悔いもない。
本当に愛しいし大好きで。でもまずは自分の人生が第一。その上で相手も幸せに生きててほしいと思う。
後々ふりかえれば、ツインレイ概念に当てはまってたところもあるし、当てはまってなかったところもある。でもそれも当然だ。みんながみんなマニュアル通りに生きてるわけじゃないから。
でも本当に今思う。
ツインレイだったら何?
ツインレイじゃないなら何?
人間同士であることに変わりはなくて、私が幸せで相手も幸せで、それでもう万々歳なわけで。
わざわざツインレイかどうか?そんなことにこだわる理由なんてなかった。

必要な人の目に届けばいいなぁって。
耳が痛い人はそもそも、最後まで読めずに離脱してるとは思うけど。
でも私のように長年偽ツインに執着しつくして、
本物の片割れがきてくれてるのに眼中にも入らなかった人もいるから。

「ツイン道は苦しいんでしょう?もし今の彼をツインレイだと信じて頑張って、後々本物じゃなかったら…もうバカみたいじゃないですか。やってらんないですよ」
…ツインレイじゃないならいらないような彼なら、その程度。
本物のツインレイならそんなことで諦めがつくようなものじゃない。
どれほど死に物狂いの苦しみでも、それでも逃げることはできずに何度でもプロセスに引き戻される。
だからそこでツインレイじゃないかもしれないなら向き合いたくない!…そう思うなら、自称ツインレイを名乗るのをやめて諦めるのがいいのかも。
だけど、ツインレイが今世同じ時代にいるかどうかさえ答えの見えない状況でも、
自己受容を進めインナーチャイルドを癒し、
自分軸を立てていくこと。
まだまだその先もたくさんあるけど。
そうやって魂の成長をしていくことで、
今世生まれてきた目的にも辿り着ける。
成長が足りない段階でいくら探しても、使命なんて見つかるはずもなくて。
「使命をやったら統合できるんなら、さっさと手っ取り早く使命さえやればいいんでしょ?私の使命は何ですか?」
…使命は自分の内側に答えがある。
インナーチャイルドやブロックまみれで自分と繋がれていない状況の方に、使命なんて見つかるはずもなければ、
そんな状況で人のために何ができるのか?
自分が傷だらけの人に、他人を幸せにできるはずもない。
これをやったら再会・統合できるほど、甘っちょろいものじゃない。

ふりかえってみて思う。
ツインレイなんて…出会わずに三次元意識のまま
エゴの世界で生きてた方が絶対楽に決まってる。
肉体を持ちながらにして、死んで生まれ変わるようなものだったから。
それだけの本気の覚悟がなければツインレイ統合なんてできやしない。
統合したってそれですぐにハッピーエンドで収まるわけではない。永遠に自分軸を育てながら、
生涯の学びが続く。
確かに五次元意識にくると、揺さぶられることはほとんどないし、常にハイヤーと一致してるから安心感には包まれるが、
だからと言って現実に一切ネガティブが消え去るわけではない。
それはどれだけ次元を上げようが、人間として生きてる限りは誰しも同じで。
魂の学びはゴールがないものだから。

そろそろ目を醒ましてほしい。 
相手がツインレイかどうかなんて、そんなことに意識を向けている場合じゃない。
一生そうして闇の中で、エゴだけの世界で苦しむことをやめたいなら、自分と向き合う以外に
現実を変える方法はないから。
正直こんな記事は書きたくなかった。
ずっと悶々としていたけれど、だけどそろそろ
本気出して私も向き合いたいからこそ
ここで言わせてもらうことにした。
敢えて私自身の体験を出したのも、1人でも
気付きの必要な人に届いてほしい思いから。

もう何だっていい。
ツインレイだろうが、偽ツインだろうが
ツインソウルだろうが、はたまた他のソウルメイトだろうが。
目指すのはスピリチュアルな肩書きじゃないはず。
みんな自分を幸せにしたい。そこが目的なはず。
自分が満たされて幸せだから、相手にも無条件の愛を向けることができる。エゴにまみれて、
相手に愛情向けてよ!こっち向いてよ!って
そんなことを続けていても、その苦しみからは抜け出せないから。

今の時代、他の時代と比べたら本物のツインレイは以前よりは増えたとはいえ、
(チャネリングによれば)世間にツインレイを名乗っている人の数ほど、そこまで本物のツインレイはいないそうだ。
いつまでツインレイ概念に救いを求め、
自分と向き合うことから目を背けて、
相手にエゴのぶつけ合いを続けるのか?
もちろん覚醒を選ばない人もいていい。
個人の自由だから。でも覚醒を選ばないのであれば、自称ツインレイに縋り付くこともやめた方がいい。
誰ひとり幸せにはならない。

もう一度。
目指すのは、「自分が幸せになること」であって、
彼がツインレイであることではないはず。
自分が本気で向き合って覚醒していった先に、
ツインレイだと思いたい彼が本物の片割れとして統合するかもしれないし、
後々になって本物の片割れが出てくるかもだし、
なんなら別に本物の片割れじゃなくたっていい。
自分が本当に愛し愛される人とのパートナーシップが築けることが目的なのだから、
本気で向き合うことに何一つ無駄なことなんてない。
苦しみなしに幸せになれる道など存在しない。
「彼さえ変わってくれたらいいのに」
「彼が悪い。私はこんなに尽くしてあげてるのに」
それこそが執着のエゴまみれ。
それは愛ではない。

それを苦しくても受け入れて進むことができた人のみが、辿り着ける世界。
それが誰にも左右されない、最後には相手にさえ
揺さぶられなくなる本当の自分。
どうか必要な人に届きますように。

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