【スポーツ】人間には限界なんてない。っていう話。
20世紀の初め頃、陸上競技には「1マイル(1609m)走」という競技がありました。
1932年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミという選手が4分10秒3という世界記録を打ち立てました。これは37年間も破られずにいた記録を2秒も更新する驚異的な世界記録でした。
専門家たちはこの時、『1マイル4分の壁は決して破られることがないだろう』と断言し世界中のトップランナー達の常識となっていました。
ところが、
それから31年が経った1954年。
『この常識はきっと覆せるはずだ』と信じて走ったロジャー・バニスターという選手がトレーニングに科学的手法を持ち込み、自分のコンディションを科学的に分析しました。そして、2人のチームメイトをペースメーカーにして3分59秒4の記録を残し、31年間も破られなかった4分の壁が、とうとう破られました。
ここからが面白い!
その後、このバニスターの記録が破られるまでに、どのくらいの年月がかかったと思いますか?
バニスターが4分の壁を破って、世界の常識が崩れました。
すると、
なんと、
その、
46日後に別の選手がそれを1秒4も上回る速さで世界記録を更新してしまったのです。
さらに、この1年の間になんと23人もの選手が4分の壁を破る記録をだしました。
というお話。
「常識とは多数派の意見にすぎない」という言葉があるだけに
「絶対に無理だ」なんてことはないんですね。
最初から絶対無理だと決めてかかっていたことが原因で、実際に記録を破る力があっても力を出し切れないまま失敗していたという事実は実際にメンタルトレーニングでも応用されています!
うーん。人間って面白い!!
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