⛄🌈　なぜ、真理は理解されにくいのか　🌈⛄

幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：忍耐の法　参照です。

🍎　この世の人々の多数意見が正しいとは限らない

本章では、少し変わった題ではありますが、「敗れざる者」というテーマで述べていきたいと思います。宗教を長年やっていると、「この世の価値観やものの考え方とは、ずいぶん違うのだな」と思うことが多々あります。

私の場合、やはり、過去に生きた、自分と同類の人たち、つまり、他の宗教家や哲学者たちの歴史を参考にして学ぶことが多いのですが、いずれの人たちも、現代に名前は遺っていても、

「なぜ、その時代において、それほどまでに理解されなかったのか。なぜ、認められないまま死んでいったのか」と、不思議に思うことがよくあります。

現代は、政治において、民主主義というものが万能のように通用している時代であり、私も、それを必ずしも否定しているわけではありませんが、なかには、「民主主義が最後の政治形態であり、もう、これ以上、先はない」と言う人もいます。

しかし、真理の探究者、あるいは、天上界からの「神の啓示」を降ろす者という立場から歴史を見、時代を見るかぎり、必ずしも、この世の人々の多数意見や全体の意見が正しいとは限らないのです。

🍓　真理が理解されない「二つの場合」

その場合には二つあります。一つは、この世でのポピュラー（一般的）なものの考え方が正反対である場合です。

「実際の多数意見が、哲学的真理や宗教的真理から見て正反対であるために、真理が世の中に受け入れられない」ということがあります。要するに、「この世の『常識』、その時代の『常識』から見て、受け入れられない」という場合です。

もう一つは、時間軸から見て、あまりにも早すぎた預言者のような存在の場合です。あまりにも時代を先んじていると、やはり、人々が理解できず、誤解されることがありうるわけです。

後者の場合は、宗教家だけでなく、理科系統の物理学者や天文学者でも、似たようなことはありえます。

例えば、「太陽が地球の周りを回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているのだ」ということを言った科学者に対して、それを理解しない人たちは、死刑で脅しつけてでも、その節をまげさせようとしてくることがありました。

あるいは、「地球は丸い」ということを証明しようとして航海に出た者に対しても、そう簡単には認めませんでした。

今から見れば、誰もが知っている当たり前の常識ですが、当時の人々は、「どう見ても地上は水平なものだ。地の果てまで行った人はいないけれども、地の果てはナイアガラの滝のように海水が落ちていて、そこから先は分からない」というような世界観を受け入れている人が数多くいたのです。

そのため、地球が丸いことを証明するために、「反対回り（西回り）でインドに行ってみる」ということを試みた人もいます。

🌺　現代物理学のなかにある「人々の『常識』を覆すもの」

一方、現代的な物理学を見れば、量子力学のなかには、仏法真理と重なり合うようなものも、そうとうあるように思われます。つまり、人々の常識が覆るようなものがあるわけです。

例えば、「光は粒子であると同時に波でもある」というのは、ほとんど何も言っていないのと同じです。

「存在する物体ではあるが、波でもある」というのは、定義をしているようでありながら、実際は、定義をしていないのと同じなのです。

それは、言って見れば、「海は、波立つものであるけれども、氷山のように固まっているものでもある」という言い方と同じです。しかし、今では、それが真理として通っています。

そう考えないと、説明がつかないところがあるからです。そこまで認識が届かないうちは、その理由がどうしても分からないのです。もちろん、私たちも、今、実際上、説明ができないようなものを数多く利用しています。

例えば、「明治時代に電信線が敷かれたときに、当時の人たちが、『風呂敷に包んだ荷物を電信線に縛りつけたら、遠くの人に届けられる』と思ってぶら下げた」などというのは、今では笑い話でしょうが、決して笑えないところはあります。

明治時代の人から見れば、「なぜ、自分の家族や遠い親戚に言葉が伝られるのか」ということが不思議でしかたがありませんでした。

「言葉が伝えられるなら、物だって送れるのではないか」と思って荷物を電信線に縛ってしまうのは、ロープウエーと間違えているところがあるのかもしれませんが、当時はそういうこともあったわけです。

そのように、真理については、大きく分けて、「一般的な常識から見て理解されない場合」と「早すぎて理解されない場合」の二つがあると思います。

🍑　「理性」への信仰を立てた近代・・・・・

◎◎◎◎◎◎◎
（私文：仏法真理を理解できない現代の常識）

ここのところが本当に大事な所だと思います。『宗教』というだけで、まず、一線を引かれ、信仰心、与える愛、お布施、祈り、など合理主義的とは反対の仏法真理を私たちは伝えようとしているのです。

結局、忍耐が必要で、時間をかけて、少しづつ、丁寧に、この仏法真理を布教していかなければいけないと思っています。沢山の人に必ず解ってもらえると、そして後代の人たちにも伝えていかなければと思っています。

💗　最後まで読んで頂いて、本当に　本当にありがとうございました。💗

是非とも、幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：忍耐の法　を読んでください。

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