⛄🌸　武士道精神に則った最期を迎えた英雄・シーザー 　坂本龍馬　🌸

幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：現代の武士道　参照です。

🍓　武士道の根本――武士道の源流ーー

古代ローマのシーザー（カサエル）も、先ほどのリンカーンではありませんが、自分が暗殺される夢を何度も見ていました。

妻からも、「議会に行くのはやめてください」と言われるのですが、それでも、やはり三月十五日に行くわけです。

そして、階段の所で伏兵に囲まれて暗殺されるわけですけれども、そのなかには親友のブルータスまで入っていて、「ブルータス、おまえもか」という有名な言葉が遺されています。

「親友に刺されるならば、俺はそれだけ徳がない人間なのだろう。死ぬべき人間なのだろう」と思い、シザーが死んでいくところなどは、やはり、武士道のようなものを感じるのです。

「自分の命を生き長らえる」というよりは、何か、死に際を知っている者のような気がします。

シーザーは、ガリア戦争で、今のフランスやドイツあたりを中心に戦い、勝って勝って、連戦連勝の後に帰ってくるわけですが、彼がいない間に元老院がローマを牛耳っていて、「シザーをこのままローマに帰すべきではない」というようなことを言っているのを聞くわけです。

そこで、どうするかということですが、ローマには、「ローマの領土に、軍を率いて入るべからず」というような法律があったにもかかわらず、シザーは軍を率いて国境のルビコン川を渡るのです。

ルビコン川というのは狭い川で、用水のような、ほんのちょっとした川なのですが、そのルビコン川を渡るのには、勇気が要ったはずです。ローマでは、法律というのは、けっこう厳格なものだったからです。

そのような法律があり、「シザー軍は入るべからず」という感じだったところを、シザーは「ルビコン川を渡れ」と言って、一気に攻め込みます。そして、事実上の皇帝となりました。

それだけ戦いに強いシザーが、最期と似たようなものがあり、「自分の死ぬべきときが来た」「使命が終わった」といいますか、「ローマによる帝国づくりは終わった。使命が終わったので死んでいく」という感じがあるのです。

🍓　国のために生き、手柄を自分のものにはしなかった坂本龍馬

坂本龍馬も、自分の三十三歳の誕生日に、「誕生日だから」ということで中岡慎太郎と鍋をつついて食べるなどという、不用心なことをしているところに踏み込まれて斬られています。

これにも、何となく似たようなものを感じるのです。リンカーンやシザー、項羽などには、みな似たようなものを感じます。坂本龍馬も、幕府が大政奉還をして、「仕事としては終わった」ということでしょう。

将軍の徳川慶喜に、「大政奉還をし、朝廷に大権を返す」ということをさせましたが、これは、下級武士、郷士であった龍馬にしてみれば、大罪は大罪です。

幕府の頂点であった十五代将軍に、「将軍の大権を天皇に返せ」ということで大政奉還をさせてしまうわけですから、武士の末席にいる者としては、やはり、罪でしょう。そして、そのことを龍馬は知っていたと思います。

ですから、「死に時を待っていた」ような気が、私はするのです。明治政府の閣僚名簿に自分の名前を書いていなかったというのは、そういうつもりがあったのであろうと思います。

「もう、自分の使命は終わる」と思っていたのではないかと思うのです。「手柄は自分のものとはしない」「国のためにやるべきことはするが、自分の個人の手柄にはしない」という気持ちは持っていたのではないでしょうか。そのように思います。

大政奉還が終わる前は、寺田屋で奉行所の役人百人余りに囲まれたとき、龍馬はピストルも撃ちながら、必死に屋根伝いに逃げていました。しかし、「自分の大まかな仕事は終わった」と見たあとは、実に不用心な死に方をしているのです。

🍋　「古事記」「日本書記」に見る武士道精神・・・・・

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（私文：死に場を探す）

自分の死に場を探す気持ちは、人生の使命を果たした人の独特の態度であると思います。この世で生きる意味を本能的に知っていると思うのです。立派というより、カッコよく、この世の欲に縛られていない、無欲な態度に、心を動かされます。

同じ人生で何で私にもできないのかと、思ってしまいます。そこまでできなくても、私は私なりに、自分の使命を感じて、この人生を生き抜いていきたいと考えます。今やっている仕事、このSNSへの投稿、仏法真理の探究、などを最後までやり続けたいと思っています。

💗　最後まで読んで頂いて、本当に　本当にありがとうございました。💗

是非とも、幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：現代の武士道　を読んでください。

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