帰省8日めの気付き
今日は帰省8日目。
私も家の中に人がいることに慣れてきた。
父も娘の私が家にいることに慣れてきたんだと思う。
私ができるようになったこと
・父の動きをだいたい把握したので、見よう見まねで父がやっている母の介護について、先回りしてできるようになった(介助の補助、食事の準備)
・父が何か言っても、気にしないことを意識的にできるようになった
・父の地雷を踏まないで行動できるようになった。
・帰省しても深酒しなくなったので、全般的に体調が良い。(父の酒量が減ったこともある)
父ができるようになったこと
・私の動きを把握したのか、注意する点があれば前もって言ってくれるようになった。
・何かしてあげた時「ありがとう」と言ってくれる回数が増えた。
これだけできるようになるとずいぶん楽。
一年前に鬱になった時、これらが全然できなくて、(自分のせいじゃなくて病気のせいだと今ならわかる)父も私にイライラしていたし、私も自分を責めていた。
今回のうつで私の中で不安が強かったものの一つが父であった。昨年の休職直後(5月下旬)の不安の感じ方を120とすれば、今回の不安の感じ方はほぼ0に近づいたと思う。
できるようになったこと、の項目にもあるように、父の電池切れの日数、地雷ポイントを把握することによって、ある意味父を攻略できるようになって、不安なく、自信を持って父と接することができるようになった気がする。
以前は自己肯定感が低かったからか、仮に攻略できても、また何か言われたらどうしようという不安が強かったのだけど、前回の記事にも書いたように、捨て台詞的に何か言われても「私幸せだからいいもーん」って自分の中から声が出て来たことに驚いた。
でも、この声が聞こえてきたことで「もしかして私、今後何か言われても大丈夫」って思えるようになってきた。
このことで、仕事への復帰も少し前向きに考えられるようになってきた。
不安要因の一つだった父との関係が改善されたことで、仮に仕事に戻っても他人の言動に惑わされたりすることも減った気がするし。
私は親と離れて暮らして20年以上になるけど、私の場合は物理的に離れていても親の呪いみたいなものでずっと自分を縛っていたんだと思う。
最近やっとそのことに気づき、その呪縛から自分を解放できつつあるのかなって。
もちろん親の価値観により助けられたこともたくさんあったけれど、それはそれ、どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、どちらの考え方も大切にできたらなと思う。
でもでもでもでも、家族という社会生活の最小単位での関係がしっかりしていないと、そこから発展する関係を構築していくのが難しいのだなと、今回身に染みるほど感じたのだった。
最近父のことか恋愛のことしか書いてないけど、父との関係が良くなるにつれて、恋愛を楽しめるようになって、自分との関係も良くなってきたと思う。
私には4歳下の妹がいるのだけど、彼女は私とは違い、結婚前に普通の恋愛をしてきたようだし、私より早く結婚して、子どもも授かり幸せに暮らしている。同じ親から生まれて、同じ親に育てられてきたけど、恋愛に関して私のような葛藤があったかどうかは知らない。
姉妹でも全く考え方が違うから、一概に親だけが原因ではないのだなと思った。あくまでも私の場合はそれくらい父親との関係と恋愛って密接に結びついていたのだなと感じた。
さて、明日私は東京の家に戻り、いつもの生活に戻る。一週間以上東京を離れ、田舎で親との関係を攻略できたので(ゲームで言うとステージクリアというところか)東京で繋がってる人々や景色がどんな風に見えるか今から楽しみだ✨
追伸:田舎で食べすぎたので、東京での最初のミッションはダイエットを兼ねた体のリセットに時間を充てることにした!