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子どもの時の話

noteの記事でも書いてきたように、親との関係、異性との関係、自分との関係について向き合い、随分良くなってきたと思う。

それでもなんだかもやもやすることがあって、なんでだろう?と思っていた。

そしてどこかで「自己肯定感が低いのは幼少期に満たされなかった甘えの感情や出せなかった感情(特に怒り)が原因のことが多い。」ということをどこかで見聞きしたことを思い出した。

ただ、親に伝えたいことを伝えられるようになってきたから、親に対してのそれはもう終わりつつあるから、なんだろう?と考えていたけれどなかなか思いつかずにいた。

そしたら昨日の朝、出かけるための準備をしていた時のこと。突然、子どもの時に近所の子からいじめられていた時の記憶が突然蘇った。

久々に胃の辺りにモヤモヤする感覚が出てきて「これだ!間違いない。」という直感があった。

この日はたまたま、メンクリでカウンセリングを受ける予定だったので、カウンセリングの先生に伝えて対処してもらうことにした。

メンクリに向かう電車の中で、自分の中で起こった感覚を忘れないように、Twitterやスマホのメモ帳に記録した。

そしてカウンセリングが始まり「ここ最近話している通り、プライベートの方はうまく行っているのですが、なんか自分で抜け切らないところがありました。そんな中どこかで『自己肯定感が低いのは幼少期に満たされなかった感情が根っこにある』と聞いて、なんだろなと思っていて、しばらくなんだかわからなかったのですが、今朝急にそれが降りてきたので、それを解消したいんです。」と伝えた。

そして、幼稚園年長くらいから小学校2年生くらいまで、幼少期にいじめられて(からかわれて)辛かったこと、一緒に遊んでいた子たちは自分より歳が上(一番年上の子は4歳上)で逆らえないし、そこで逆らったら仲間はずれにされたり悪口言われるのが怖かったこと。親に心配かけたくなくて、我慢していたこと。妹を連れて行ったら「妹は小さいからダメ」と断られて、姉として妹に申し訳ないことをしたと思っていること。幼稚園の時に同じクラスだった男の子が家に遊びにきて、一緒に自転車乗っていただけなのに(二人乗りではない)からかわれて嫌な思いをしたこと。なとなどを次々に話した。40年近く前のことなのに、鮮明に浮かんでくるから怖い。そして、涙が止まらなくなった。

そして「辛くても逆らわずに我慢すること」が自分のパターンになっていて、職場でも繰り返してしまった気がする、とカウンセラーの先生に伝えた。

「今なら不登校という選択があったと思うのだけど、そういうことをしようとは思わなかったんですか?」と聞かれ「親に心配をかけたくなかったし、田舎なので悪目立ちするのが怖かった。家が戸建なので、引っ越しもできないし。でも今なら不登校になっていたかもしれない。友達の子どもが不登校になったという話を時々聞くのだけど、そういう時は「子どもの時に我慢すると、大人になって私みたいにうつになるから、親のサポートがあるうちに不登校という形になって出た方が、その後の未来を変えていけるからいいと思う。大丈夫。」と伝えてます。」と話した。

そしてそのままワークに入り、先生から「小さい頃のあいうえおちゃんがそこにいるとしたら、どんな言葉をかけてあげたいですか?」など聞かれた。私は「そんなにがんばらなくていいんだよ。」と声をかけた。

この日のカウンセリングは30分だったので、途中で時間が足りなくなってしまい、他のワークができなかった。私としても、このモヤモヤを早く解消して次のステージに行きたいと伝えると「そうした方が良いかもしれないですね。」と言われ、とりあえずその日はそのままカウンセリングを終えた。

カウンセリングの先生から「次のカウンセリングまで、小さい頃の自分に話しかけたり、抱きしめてあげたりすることで心の傷は癒えていきますから、時々やってあげると良いですよ。」とのアドバイスをいただいた。

そして主治医の診察。カウンセリングの内容を話し「大人になってから幼少期の辛いことに気づくことってよくあることなのでしょうか?」と質問した。すると主治医は「自発的に幼少期の辛いことに気づける人は多くないと思うけれど、それに気づいて解消できると、ブレイクスルーが起こります。」と言った。

すかさず私は「ブレイクスルー起こしたいです。」と答えた。そして「私も(せっかく気づいたこの感情)をそのままにしたくないので、早いうちに次カウンセリングに来る予定です。」と伝えて診察を終えた。

そして来週の枠が空いていたので、1時間の予約を入れ、クリニックを出た。

私自身、この心の傷を癒すことができたら、自分との関係ももっと良くなると思うし、主治医が言うようなブレイクスルーを起こせる気がしてワクワクしている。

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