「小説のコンセプト」をでっち上げよう!|100%空気通信
「100%空気通信」は、クリエイティブ・ユニット「100%エア」の活動レポートです★
今回のテーマ!
おととい、昨日に引き続き……私たちが、「スクショ小説『きぃちゃんはラノベ作家になりたい。』」をおよそ1か月間更新する中で気づいたこと、反省したことをシェアさせていただきます★
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前回、「スクショ小説の特徴を踏まえて、『ドラえもん』や『こち亀』のように、『登場人物と舞台を固定し、シリーズものながら各話のつながりは薄いタイプの作品』を書こう!」と決めたところまでご紹介しました。
今回はその続き!
すなわち……「で、具体的にどんな作品にする?」。
【参考にしたもの①】当noteで実施した過去企画
「さて、どんな作品にしようか?」と考え始めて、最初に思い浮かんだのは「何か1つのテーマに沿って、登場人物たちがあーだこーだとディスカッションして妄想を膨らませていく作品」というアイデアでした。
なお、このアイデアの元ネタは、以前当noteで実施した「ラノベやマンガの『優れたタイトル』をいじくって、アイデアを発想しよう!」という企画です。
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一体それがどのような企画だったのか、簡単にご紹介しましょう。
本企画は過去2度実施していますが……第1回では、「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」という有名ラノベのタイトルを呼び水として取り上げました。
すなわち……この強烈なインパクトを持つタイトルを、例えば「お父さんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」、あるいは「ヒキニートだけど愛さえあればあれば関係ないよねっ」なんて具合にいじくりまわして、そこから新たなストーリーを発想しようというわけです。
既存のタイトルを発想元とするからこそ、斬新なアイデアが生まれるのではないかという試みです。
続いて……本企画の第2回では、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」という有名マンガのタイトルを呼び水としました。
具体的には……第1回同様、この素晴らしいタイトルを、「私がニートなのはどう考えてもお前らが悪い!」、「僕がモテないのはどう考えても姉さんが悪い!」なんて具合にこねくり回して、そこから妄想を膨らませました。
こんな具合に、「何か1つのテーマに沿ってあれこれディスカッションすることで、ラノベやらマンガやらのアイデアを練り上げていく物語」はどうだろうかと考えたのです。
【参考にしたもの②】「gdgd妖精s」
上述の「当noteで実施した過去企画」と合わせて、もう1つ参考にしたのが……アニメ「gdgd妖精s」!
「gdgd妖精s」の作品概要や、その魅力については以前たっぷり分析したので、そのあたりは以下の記事でご確認いただくとして……
さて!
「gdgd妖精s」の中でも、特に私たちが参考にしたのは以下2点です。
【合体】「『gdgd妖精s』風に、女子高生3人がラノベのアイデアを巡ってグダグダトークする」……ってどうだろう?
以上ご紹介した2つの参照元、すなわち「当noteで実施した過去企画」と「gdgd妖精s」を合体させると……そう!
「『gdgd妖精s』風に、女子高生3人がラノベのアイデアを巡ってグダグダトークする」というコンセプトの誕生です!
そしてコンセプトさえ固まってしまえば、あとは早いものです。
なぜならば、コンセプトとは「世界観やキャラ、ストーリーの根底に存在するもの」であり、世界観もキャラもストーリーも、そしてその他の細かなアレもコレも、すべてはコンセプトに沿って発想していけばいいのですから。
これは、パズルのようなものです。
「きぃちゃんはラノベ作家になりたい。」で言えば、「『gdgd妖精s』風に、女子高生3人がラノベのアイデアを巡ってグダグダトークする」というゴールが定まったので、あとはそのゴールに向かって「世界観」や「キャラ」、「ストーリー」、「舞台」などのピースを最適化していけばいいのです。
具体的には、
……なんて具合に細部を詰めていき、「きぃちゃんはラノベ作家になりたい。」の各種設定が完成した次第です!
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今回私たちが採用した「『当noteで実施した過去企画』と『gdgd妖精s』の合体」という方法は、抽象化すれば「『過去の自身の取り組み』と『自分が好きな作品』の合体」であり、これはかなり汎用性があるやり方なのではないかと思います。
あなたがクリエイターで、そして新しいアイデアをお求めの場合には……ご自身のnoteでもブログでもTwitterのツイートでも、あるいはノートの切れ端に書いたメモでも、そういった「過去の取り組み」と、「あなたの大好きな作品(マンガ、ラノベ、アニメetc.)」を合体させてみると、それまでにはなかったひらめきが生まれるかもしれません。
ぜひお試しあれ★
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最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。
(担当:三葉)